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日記と小説の合わせ技、ツンデレはあまり関係ない。 あと当ブログの作品の無断使用はお止めください
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いつから始まったのか、いつになったら終わるのか
漠然とした気持ちのまま僕は屋敷の玄関から表へ出ようとしていた、その矢先だった
「御主人様!お待ちください、アッシュ御主人様!!」
少し遠くから僕の名前を呼ぶ声がする、振り返ると僕のメイドであるウィステリアがその長くて美しい黒髪を揺らしながら僕の鞄を持って走ってきている
「ウィステリア走らなくても大丈夫、僕はここにいるよ」
「あ、いえ・・・申し訳ございません、御主人様の大事な鞄をお忘れになっていたのでつい」
息を切らして駆け寄ったウィステリアを少し嗜めるように僕は言う
実の所僕が鞄を忘れたのはわざとだ、わざと忘れればこうやってウィステリアが気づいて持って来てくれるとわかっていたから
「でもありがとうウィステリア」
僕は鞄を受け取ると優しくウィステリアの頭を撫でる、すると予想通りに彼女は恥ずかしそうに俯くと顔を逸らした。そしてただ小さく「アッシュ御主人様」とだけ呟く
それが僕にとっては愛おしくて堪らなかった
「ウィステリアっ」
気持ちは直ぐに行動となって動いた。僕は鞄を手放すとその愛しい彼女の身体をぐっと引き寄せ抱きしめる
「え、あっ・・・御主人様っ!」
ウィステリアは抵抗するように身を捩ったがそれは演技だ、強く抱きしめるとすぐにその抵抗はなくなり僕に身を預けるように身体を寄せる
「ダメです、いけませんこんなところで御主人様」
僕はウィステリアの言葉を無視して彼女の背中から腰に掛けてゆっくり味合うように弄る。ウィステリアは僕の攻めに小さく身体を震わせ耐えている、それが僕の中でぐっと熱く、愛おしくなっていくのを感じる
「二人っきりの時はアッシュって呼ぶように言ったじゃないか」
「で、でもアッシュ様・・・こんなところでは誰かが来てしまいます」
「誰も来ないさ」
「けどそこにヴァンダイクが・・・」
ウィステリアは消え入るような小さな声で僕達の側を悠然と歩く猫、ヴァンダイクを指差す
ヴァンダイクは僕が小さい頃からこの屋敷に住んでいる猫だ。どうゆう種類かまでは知らないが白い毛むくじゃらの体でいつも朝御飯を用意しているウィステリアを探していたように見える、キョロキョロと首を振りながら辺りを見渡している
「なにヴァンダイクはお腹が空いてるだけさ、ウィステリアがここにいるからやってきたんだろう。大体僕達のやっていることなんてヴァンダイクにはわからないさ」
僕の言葉にヴァンダイクは「にゃーご」と鳴き声をあげると静かにその場から離れ庭のほうへと歩いていった
「ヴァンダイクも自分がお邪魔虫だってわかったんだよ、そんなことよりウィステリア・・・」
しっぽを振りながらその場を立ち去っていくヴァンダイクの後姿を横目で見送ると僕は抱き寄せたウィステリアの顔を引き寄せる
「好きだよウィステリア、君は僕のことを好きかい?」
「勿論、お慕い申しておりますアッシュ様・・・」
「そうかよかった、なら」
頬を染めて答えるウィステリアに僕はゆっくりと顔を近づけその柔らかい唇にキスをする、そしてそのまま熱く甘い彼女の舌を感じるように自分の舌を絡ませていく
「んっ・・・んっ、ふぁ御主・・・様っ・・・」
ウィステリアの必死に応えようと発する甘い吐息が僕の気持ちを高揚させていく
僕はそれを楽しむように舌を動かすと少ししてそれを止め、顔を離す
厭らしく僕とウィステリアの唇の間を唾液の糸が垂れる
「御主人・・・アッシュ様?」
恥かしがり屋のウィステリアが顔を真赤に染めながらも何故突然行為をやめたのかという不満の表情を見せる。
そう、ウィステリアのその表情が僕は見たかったんだ
「ウィステリア、キスが上手くなったね。あれかな僕の知らないところで幼馴染のジェードと練習でもしたのかな?」
僕は彼女の耳元に顔を近づけると彼女を困らせるような悪戯な言葉を吐いた
「そ、そんなことしてないです!ジェードとはただの幼馴染でそんな関係じゃないんですっ・・・私が、私が好きなのはアッシュ様だけですっ!」
「そうだよねウィステリア、ごめんね変なこと聞いて」
この答えが返ってくることはわかっていた、そしてこの喜びを幾度となく味わいたかった
僕は再びウィステリアの唇にキスをする、その幸せがいつまでも続くようにと

 


「それじゃ行ってくるねウィステリア」
「はい、御主人様・・・いえアッシュ様」
私は頭を下げアッシュ様を見送る。大丈夫だっただろうかちゃんと笑顔を見せれただろうか?いつものそれが不安になりつつも今は御主人様が私を愛して求めてくれたことの方が気持ちを高揚させていた
「顔、紅くないかな・・・ジェードやアザレアさん、私が御主人様とこんな関係になっていること知ったらどう思うだろう?」
少し乱れた服を直しながら考える。いつからだろう私が御主人様とその、恋人のような関係になったのは今となっては何故か凄く昔の話のように思えてくる
私の御主人様であるアッシュ様は幼い頃に両親をなくし自立するまで親戚の間をたらい回しの様にされてきたらしい、誰からも愛されることなく誰も愛することもなく
だから御主人様が私のことを愛していると仰ってくれたとき物凄く嬉しかった
それは私がメイドとして御主人様にできる最高の奉仕だからだ
「にゃー」
「あらヴァンダイク、戻ってきたの?」
先程庭のほうへ行ったヴァンダイクが小さく鳴き声をあげながら戻ってきた
私はヴァンダイクを抱きかかえるとその白い毛並みを優しく撫でてやる
「ごめんね、すぐに朝御飯を用意してあげるから。あ、あとさっき貴方が見たことは誰にも内緒よ?って猫だから喋れないか」
冗談っぽく言うとヴァンダイクは「にゃー」と一鳴きして私の腕からするりと抜け屋敷の奥のほうへ駆けていく
「あ、待ってヴァンダ・・・あっ!」
思わず私は声をあげてしまった
ヴァンダイクが駆けていく先を目で追いかけようとして顔を上げた私の先には長い金髪のメイド、私の同僚であるアザレアさんが立っていたからだ
「アザレアさん・・・」
「同じ猫でもヴァンダイクも泥棒猫とは仲良く出来ないって感じね」
「えっ?」
そう言うとアザレアさんはカツッ、カツッとハイヒールの音を鳴らし私の方へと近づいてくる、もうそれが怒っているというのを表しているのは想像しなくても分かっていた
「ウィステリア、貴女さっき御主人様となにをしていたの?」
「別に何も・・・ただ御主人様が鞄を忘れられていたからそれを渡していただけよ」
「嘘つき!」
アザレアさんはそう叫ぶと私を力任せに突き飛ばす。思わずつんのめってしまい私は壁に叩きつけられた
「い、痛いですよアザレアさん」
「わかってるんだから!!そうやって隠していても・・・!貴女と御主人様がどうゆうことしてるかって事くらい!」
抵抗する私の腕を壁に押し付けアザレアさんは更に続ける
「貴女御主人様のこと好きじゃないって言ってたじゃない、私に譲ってくれるって言ってくれたじゃない!!それなのにっ!!」
アザレアさんは金髪の長い髪を揺らし声を荒げる
ああ、アザレアさんも御主人様のことが好きなんだ
確かにそんな話をアザレアさんから聞いた覚えがあるし約束した憶えもある
けどそれも今となっては虚ろに消え行く記憶の中にしかない
「ごめんなさい、あの時はそう言ったかもしれないけど今は私も御主人様のことが好き・・・さっきだって御主人様から求められてキスをしたのよ。このさいだからはっきりと言います、アザレアさん貴女は御主人様のこと諦めたほうがいいです」
「・・・・・・そう、やっぱりそうなんだ」
私が呟いた一言にアザレアさんは静かに押し黙るしかなかった
だって仕方ないじゃない、アッシュ御主人様は私を選んでくれたんだもの
自分に魅力がなくてアッシュ御主人様に振り向いてもらえなかったからって私をいじめるなんて筋違いよ
「あはは、じゃあねぇウィステリア・・・貴女にキスしたら御主人様と間接キスになるかしら?」
突然錯乱しているのかアザレアさんは私に顔を近づけ意味不明なことを呟く
「な、なにを言っているんですかそんなわけないでしょアザレアさん!」
私は近づくアザレアさんから顔を逸らし否定する、いくらなんでも何を変なことを言っているんだこの人はそう思った
───けど逸らしたから気が付かなかった、アザレアさんの表情が残忍に歪んでいたことを
「ウィステリア・・・」
「な、なんですか!私ヴァンダイクに朝御飯を準備しなくちゃいけないんです、そろそろ離してくれませんか?」
「・・・死んじゃえ!」
一瞬アザレアさんの言った言葉の意味が理解できなかった、だがすぐに私の腹部に激痛が走りその言葉の意味と彼女のやろうとしていることに戦慄する
「あっ・・・・がぁっ、アザレ・・・アさん!」
銀色のナイフが、私の腹部に押し付けられじわりと白いエプロンを鮮血に染めていく。必死に抗おうとするも痛みに力が入らずそれに更にアザレアさんは体重を掛けて私の身体にナイフを押し付けてくる
「死んじゃえばいいのよ、いつもいつも私に見せ付けるように御主人様といちゃつく貴女なんか!!」
「あ、ぐぅっ・・・!」
必死に痛みに堪えようとするも意識は朦朧としゆっくりとしかり確実に死に近づいていった

 

「はぁ・・・はぁ・・・・!!!」
息が切れる、動悸が激しい、目の前には力なくぐったりと壁に凭れ掛かるようにしてもう二度と動かない同僚がいる
「私、殺しちゃったのねウィステリアを」
誰に言うことなく私は呟く。けどいいんだ、いずれにしろ彼女はこうなる運命だったんだから
生きて抵抗されていたさっきまでと違い死んでしまえばどうということはない、ただの塵だ
そう考えたらすぐに気持ちは落ち着いた、そうして次に自分がやらなくてはならないことを行動に移さねばと思考を巡らしていく
だってそうでしょ、死んでいる人間の幸せなんて誰が望むものか!生きている私が最大限にその幸せを享受すればいいだけなのよ、ウィステリアはそのための踏み台にすぎないのだ
「とりあえず返り血がついた私のエプロンは外して・・・と、後は死体を隠さないといけないけど」
私は辺りを見渡し手短で私の言うことを聞く僕とも言うべき存在を探す
「・・・ふふ、いた!相変わらず暢気に薔薇の世話をしているのねジェード」
窓の外に見える緑色の髪をした青年の姿を確認すると私は満足して笑みを浮かべる
自分の幸せのためならあらゆるものを利用してやる
私は薔薇園に出るとゆっくりと歩を進め庭師であるジェードに近づいてく
「ああ、今日も綺麗に咲いているなぁ・・・」
「はぁ、相変わらず暢気なものねジェード」
本当は驚かそうと思っていたのに薔薇に向かって独り言を呟くジェードに思わず私は溜息まじりに声を上げてしまっていた
「え、あっアザレアさん!どうされたんですか」
少し驚いた様子で目を泳がせながらこちらを振り向くジェードに彼がなにを考えているのか私にはお見通しだった、だから私は見せ付けるようにわざと胸元のボタンを二つ外してみせる
「ジェード・・・今、お話しする時間あるかしら?」
「時間ならありますけど」
「良かった、貴方に頼みたいことがあるのよ」
「お、俺にできることだったらなんでもしますよ」
思ったとおりに少し顔を赤らめ頷くジェードをみると本当男って単純だと再認識する。
けど変に勘繰られるよりこのほうがずっといいわ
私はジェードが望むように身体を近づけ彼の首に腕を回し抱きついてみせる
「あ、あのアザレアさんいきなりなにを」
「なにをってこうして欲しかったんでしょ?私の言うことを聞いてくれればこの間みたいなことしてあげてもいいわよ」
「この間みたいなこと・・・」
生唾を飲むとは実にこうゆうことをいうらしい、この間の情事がよほど興奮を覚えたのかジェードは凄く早口になって応える
「や、やります!な、何をすればいいんですか?」
「簡単なことよちょっと庭に穴を掘ってほしいのよ、人一人が入るくらいのね」
「わかりました・・・それでそれをやったら本当に」
恐る恐る尋ねてくるジェードに笑いを堪えそうになりながら私は答える
「どうせウィステリアは貴方の気持ちに応えてくれないんでしょう?私だったら貴方を愛してあげられるわ」
正直こんな初心な男だからウィステリアみたいな女を好きになるんだろうと私は思う・・・けどそれを考えるとアッシュ御主人様だって同じか
「はぁはぁ、掘れましたよアザレアさん。けどなんのためにこんな穴を?」
「貴方が気にすることではないわよ」
服を土まみれにしながらスコップ片手に穴から這い上がるジェードに対して私は冷静に呟く、数時間過ぎ庭にはジェード一人にしてはそれなりの深さの穴が出来ていた
「・・・死体の臭いが犬に発見されないためには約7mは掘らないといけないと文献で読んだことあるけど、まぁここにいるのは猫のヴァンダイクくらいだから大丈夫か」
「なにか言いましたかアザレアさん?」
「なんでもないわよ」
私はぶっきらぼうに言い放つと考えこむように腕を組む
後はこの場にいるジェードをどうにかしなければいけないんだけどどうしたものか・・・
なんだったらこいつも殺してしまおうか、ウィステリアだって殺してしまったんだ今更人の一人や二人殺すのなんて私にはわけないことだ
殺してしまおう───その結論に至った矢先だった
「アザレアさんっ!!!」
「ちょ、ちょっとなによ!」
発情した犬のようにジェードが私の腰当たりに抱きついてきたのだ
「や、約束ですよね!!俺、言うこと聞きましたから!!」
「わ、わかってるわよ!!けどなによいきなりこんなところで盛ってるんじゃないわよ!」
必死にしがみ付くジェードを引き離そうとするが私以上の力で抱きつき声をあげる
「もう俺ダメなんですよ、アザレアさんとあんなことした日からアザレアさんのことが忘れられなくてさっきもずっとアザレアさんのことばかり想って!!」
ちょっと前までウィステリアのことが好きだったって言ってたくせにちょっとからかうつもりで一度身体を許したらこの有様だ
「好きです、好きなんですアザレアさん!!」
「わ、わかったから離れなさいよ!!」
気持ち悪い、ジェードがただただ気持ち悪く嫌悪感を剥きだしに彼を突き飛ばそうとした瞬間───
「えっあ・・・きゃぁぁぁ!!」
私はジェードが掘った穴、ウィステリアを埋めようとした穴に足を踏み外しジェードごと穴に落ちた
そして運が悪いってのは本当こうゆうことを言うんだろうとまじまじと思い知らされた
「あがっ・・・・」
言葉にならない声が漏れる、頭の中に鈍い音がする、私の後頭部からナニカが流れているのが首筋を通り感じていく
なんで、なんでこんなことに・・・私はなんて運がないのだろう
この屋敷にウィステリアがいなければ今頃アッシュ御主人様は私を愛してくれていたに違いない、そしてあの女さえいなければ私が───こんな死に方することなかったのに
それ以上は考えることもできなかった、私の意識は私の意志に反して一気に断線した

 

「あ、アザレアさん?」
俺はハッとなりアザレアさんの頬を軽く叩く、けれども彼女は無反応だった
「嘘ですよね?」
抱きかかえるように彼女を身体を起そうとして俺は気が付いた、彼女の長くサラサラとしたはずの金髪にべっとりとしたナニカが付着していたことに
「しっかりしてくださいアザレアさん!!」
身体を揺すり声を張り上げるが俺の言葉は彼女には一向に届くことなく、ただただ力なくぐったりと頭を垂れる
死んでいる・・・言葉には出来なかった。彼女が倒れたであろう先に土から剥き出しになった石があり血で濡れている、彼女はこれに後頭部をぶつけ死んだんだ
俺はなんてことをしてしまったんだろう
時折辛辣な言葉を使う彼女だがあの晩、肌を重ね合わせて俺は彼女が本当は優しい女性なんだと気がついた
だからこそウィステリアのことを忘れ心から彼女のこと愛そうと思ったのに
今となっては遅い、行き過ぎた自分の感情が彼女を殺してしまうことになるなんて
「どうする・・・どうすればいいんだ!」
心臓が破裂してしまうんじゃないかというくらいに波打ち思考がまとまらない
最良の最良の選択はなんだ?
「これは事故だ、事故で・・・俺が殺したわけじゃない!!」
結局行き着いたのは自らの保身でしかなかった、愛すると決めた女性でも死んでしまったらどうすることもできない、俺にそんな力なんてない!
けどもし俺が殺したということがアッシュ御主人様にわかってしまったら俺はもうこの屋敷にいることができなくなる───
「とにかくこの場を離れなくては・・・」
俺はアザレアさんの身体を離すと穴から這い上がる、一刻も早くこの場から立ち去らなければ、その意識が強すぎて這い上がった先に人がいることに一瞬気が付かなかった
「ここでなにをしているジェード・・・」
「あっ、アッシュ様!!」
俺の目の前には白いシャツのところどころを赤く血で染めたアッシュ様が苦悶の表情で立っていた
その表情を見た時点でもう俺には逃げ場はないと確信した
そして・・・ああ、何故アザレアが俺に穴を掘るように言ったのかということも理解した、ウィステリアもう君は───
「ウィステリアを殺したのはお前だな、ジェード!!そして更にはアザレアまで・・・お前というやつは!!」
「ち、違います!」
「なにが違うというんだ!!」
俺は叫ぶが到底言い逃れなんてできそうになかった、なんせ証拠が揃い過ぎている・・・そりゃそうだ何も知らなかったはいえだって実際に片棒を担いでいたんだから
「そんなに僕にウィステリアを取られたことに怨恨を抱いていたのか、けどだからといって彼女を殺すなんて・・・お前のその罪は僕自ら裁かねば!!」
アッシュ様は腰に帯刀したサーベルを引き抜くと俺に突きつける
「さよならだジェード、あの世で罪を悔いるがいい!!」
サーベルが振り下ろされる、肉を絶つ鈍い音が庭中に響き渡った

 


日は落ちて屋敷を闇が覆う
僕はそんな中、自分の部屋で途方にくれるしかなかった
なぜ、なぜこんなことになってしまったのだろう
愛する者を失い、使用人を二人も失った・・・もうこの屋敷には僕しかいない
悲しみにくれる僕の目の前をどこから入ってきたのかヴァンダイクが横切る
「ああ、お前がいたかヴァンダイク・・・ごめんな」
僕の言葉を理解しているのかヴァンダイクは鳴き声をあげると太った見た目とは裏腹な華麗な動きでテーブルに飛び乗ると僕の腕に擦り寄ってくる
「慰めてくれるのか?優しいなお前は」
ヴァンダイクの白い毛を優しく撫でてやるとまさに猫撫で声というべき鳴き声を気持ち良さ気にあげる
「けどなもうどうしようもないんだよこの苦しみから逃れる術なんてないんだ、こうなったら僕も死んで・・・」
そこまで言いかけてヴァンダイクを撫でていた手が止まった、いつの間にかヴァンダイクが紫色の小瓶を抱きかかえていたのに気が付いたらからだ
「ヴァンダイクお前、これ・・・僕の鞄に入ってたはずなのにいやでもこの魔術師から貰った薬を使えば!」
僕は小瓶を手に取り確認する、間違いないこれは今日会った魔術師に貰った薬だ

───もし苦しみから逃れたいと思ったらこの小瓶を開けなさい

魔術師の言葉が蘇る、苦しみから逃れたい状況とはまさに今の状況じゃないか
僕が望んでいた薬は難癖をつけてくれなかったのに押し付けるようにこの薬を渡したのはあの魔術師はこの状況をもしかして予測していたのだろうか?それを確認する方法はないがもう頼れるものはこれしかない
「頼む、この苦しみから解放してくれ」
僕は意を決して紫色の小瓶の蓋を開ける、小瓶からは紫色の煙が湧きあがり部屋中に漂っていく
その煙には眠りを誘うなにかが含まれているのか急激な眠気が僕を襲う
「こ・・・これで元に・・・幸せなあの日に戻・・・・・」
遠くでヴァンダイクの鳴き声がするのが聞こえるとともに僕は意識を失った

 


                                                       D.C
 



青き魔術師と銀色の騎士 「繰り返される日々と猫」

「これで終わったのかセルリアン?」
「ええ、おそらくね」
隣でそう言う銀髪の狼男スレートに私は答えると屋敷の主人であるアッシュの部屋を開ける
「ちょっとの間息を止めてなさい死にたくなければね」
部屋には紫色の煙が充満していたため開けた瞬間それが一気に外へ漏れ出す
「そうゆうことはもっと早く言ったほうがいいと思うな」
「まぁ大丈夫よ、あんた狼男だしこんなことくらいじゃ死なないでしょ」
「死ぬとか死なないとか、そこが問題じゃないんだが」
愚痴を漏らすスレートを無視して私はローブから小さな黒い球体を取り出し部屋に投げ込む
「ヴォルシンカー、この煙を全部吸い取って」
ヴォルシンカーと呼ばれた黒い球体は私の言葉に反応したのかキュルルと音を鳴らすと部屋の真ん中で宙に浮き一気に煙を吸い上げていく
煙はものの数秒で晴れ渡った、テーブルにつっぷした状態で白骨と化した屋敷の主人であるアッシュの姿が確認できる
「やはり殺すしかなかったのかセルリアン?」
「殺したってなんか人聞きが悪いわね、こっちは一応善意で助けてあげたって言うのに・・・じゃなきゃ何百年と永遠に同じ一日を繰り返していたわよこいつら」
私はスレートに言い返すが彼は全く納得している様子じゃなかった
「実に君らしくないなとおもってね、善意なんて言葉は」
「なによ・・・」
「いやすまない、この傾向は良い事だと思うよ。人間嫌いの君がこうゆうことで人間を好きになっていくことは喜ばしいことだ」
「はいはい、正直に言えばここんところこのアッシュって主人がやたらと毎日毎日小屋にくるのよ・・・しかも同じことばかり言うくせに次の日には私に会ったことすら忘れてるから迷惑だっただけよ、これで満足?」
完全にバカにされている気がする「うんうん、それでこそセルリアンだ」と頷くスレートを無視して私は部屋の中に入り辺りを見渡す
「迷惑料ついでになにか貰っていきたいところだけど碌な物がないわね」
「しかしなんでこんな酷い一日を繰り返していたんだこの屋敷の人間は?誰かに恨まれて仕組まれたか?」
「それは違うわね、おそらくこの同じ一日を繰り返す呪いをこの屋敷の人間に掛けたのはこの屋敷の主人であるアッシュ本人よ。現にこの呪いはアッシュ本人が繰り返される一日の中で生きていたから効力を発揮していた、つまり彼が術者よ。・・・無論一日が戻ったときには自分でも術を掛けたという記憶は消えてるから本人も繰り返していることには気が付いていなかったでしょうけど」
「だから一日が繰り返される前に彼を殺すことでそれを止めたわけか」
「そうゆうこと」
そう言いながら私は本棚にある良さ気な魔術書を引っ張り出してみたが長い年月が経っていたため開く前にボロボロと砂になっててから零れ落ちる
「ふむ・・・屋敷に掛けられた呪いが解けて一気に時間が過ぎたみたいね、初めは良い一日だったんだろうけどそれが繰り返されていくうちに感情が既視感のように心に積み重なりあるとき爆発したというわけか」
アッシュの愛情は見境なしにウィステリアを求めるようになり
ウィステリアの傲慢はアザレアとの約束を忘れさせ
アザレアの嫉妬心は同僚であるウィステリアを殺すという狂気に
ジェードの欲情は彼の理性を狂わせるほどにまでに変わった
「私達が垣間見たのは本当に人間関係の崩壊した一日だったわけか」
「まぁともかくこれで終わりよ、私の小屋を叩く人間がまた一人少なくなってくれて結構なことだわ」
そう終わりといえば終わりだ、けれでも腑に落ちない部分がある
このアッシュという人物・・・部屋の中を書物を見る限り確かに魔術や呪術に多少の知識があるらしい、だからといって何十年と同じ一日を繰り返すような強力な呪術を彼一人で使えるとは信じがたい
───だとすればこの屋敷の誰かが彼のサポートをしたと考えるのが自然なのだが
ウィステリア、アザレア、ジェード・・・どいつもそんな呪術に長けるようなものは誰一人としていない
「だとすれば誰が・・・?」
その時だった、考え込む私の目の前を正解であろう物体が悠然と横切っていく
それを私はただ黙ってそれを目で追っていく
「・・・・・・。」
「セルリアン、あの猫・・・ヴァンダイクじゃないか一体どうゆうことだ?」
スレートの言葉に当の本人、いや本猫であるヴァンダイクはこちらを振り向き
「にゃーご」と鳴き声をあげる
わかっている、この繰り返される一日が終わった中で唯一生きながらえていることがどれだけおかしいかということは
「そうか、そうゆうことね!!」
私はフラフラとその場を立ち去ろうとするヴァンダイクに一気に駆け寄りその身体を拾い上げる
「セルリアン!?」
「こいつよ、こいつが黒幕って奴よ!」
息を切らし私は叫ぶ、考えられることをまとめればこいつが黒幕だというのは間違いない
体勢を崩しながらも拾い上げたヴァンダイクの顔を私はじっと見つめながら言う
「ヴァンダイク・・・この長い年月を生き続けるということはあんた化け猫の類ね、私の言葉わかってるでしょ?」
「にゃー」
私の言葉にヴァンダイクは普通の猫を演じるように鳴き声を上げる
・・・なにが「にゃー」よ、私はヴァンダイクの小さな額に向っておもいっきり指を弾く
「ににゃっ!!」
「鳴き声だせば私をごまかせると思ったら大間違いよ」
そこまでしてようやくヴァンダイクは初めて私達の前で理解できる声を上げた
「イタタ・・・まいった、まいった全く鬼のようじゃな最近の魔術師は」
「ね、猫が喋った!?」
と、まぁスレー・・・狼男が言ったが犬が喋るんだから猫が喋ったって不思議じゃないと・・・これはあえて言わなかった
「猫にまで魔術師って呼ばれるとは思わなかったわ、とりあえず魔術師ってのは辞めてもらえるかしら、私は魔術師じゃなくてセルリアンよ」
「そんなこと当に知っておるわ、しかしお主なかなかの知恵者よのぉ」
ヴァンダイクは開き直ったのか饒舌に人間の言葉を使ってみせる
「ワシは主人であるアッシュ殿の願いを手助けしてやっただけなんじゃが、やはり人間の欲望とは恐ろしいものじゃ、あれよあれよと悪いほうへと流れていく」
「・・・それで収拾が付かなくなって私に助けを求めたと?」
「そうじゃ、見るに耐えなかったのじゃよ長い時代を生きている私でもな。だからノミ避けの薬をアッシュ殿に探させるように仕向けセルリアン殿の元へ行かせたのじゃよ」
ああ、だからアッシュが私のところに毎日毎日「ノミ避けの薬を作ってくれ!!」とやってきたわけか
「繰り返しやって来るアッシュ殿の様子を見ればセルリアン殿なら気が付いてくれると思っておったよ。ワシの主人を永遠に続く悲しみから解放してくれて本当に感謝する」
「・・・全く、いい迷惑よ」
大体こんな化け猫にまで私の名前が知れ渡っているって現状が納得いかない
私は嘆息するとヴァンダイクを高く持ち上げる
「それはいいとして、あんたこれからどうするの?もう屋敷に人はいないしあんたの主人とやらもいないわよ」
「そうじゃのー毎日魚の燻製が食べれるというのならお主のところに厄介になってもいいのじゃが」
猫撫で声を上げながらヴァンダイクは言う
なんで上から目線なんだこの猫は、そう思ったが文句を言う前にスレートが割って入ってくる
「おお、だったらこの間作ってみたサクラチップを使った燻製があるんだがそれを食べて感想を聞かせてもらいたい!」
「ほほう、それななんとも風流じゃな!やはりこの時期じゃと白身魚かの?」
「流石長いこと生きているだけありますね、そのとおりです!」
私のことを無視してなぜか燻製の話で盛り上がり始めるスレートとヴァンダイク、それを見ながら私は正直ちょっと頭にきた
「あ、そうそうセルリアン殿・・・実際ワシの身体最近ノミが多くてのノミ避けの薬というかできればノミ避けの首輪が欲しいのぉ、作っておいてくれんか」
いや確かに確かにちょっと行く先のないヴァンダイクを少しなら小屋に招きいれても良いかと思った私もいたにはいた、数分前までには
しかしなんかこうも居座る気満々でましてや猫の分際で私を扱き使おうってその態度が気に入らない!!
「・・・ヴァンダイク、いいわよ私の小屋にくるって話は。けどね、私の小屋に入る前に!!」
「にゃにゃっ!?」
指に力を込めてヴァンダイクの小さな額に狙いを定めると
「どっちが立場が上かってことわからせてあげるわ!!」
叫びと共に思いっきり指を弾いたのだった

 

                                                         FINE








NGワード:エンドレスエイト



ちゃうのよ!最初はこんな話になる予定じゃなかったのよ!!
ただ前半のアッシュとウィステリアのいちゃいちゃが書きたかっただけなんだけどウィステリアをアザレアが殺し、アザレアをジェードが殺し、ジェードをアッシュが殺すって流れで「じゃループすれば面白いんじゃね?」と
やった結果がこれだよ!!
ましてやこれはやばいとまさかのエース級の主人公キャラであるセルリアン&スレートを引っ張り出して解説役にしちゃうとか・・・全然ダメだね!!
ちなみにD.Cってのは音楽用語でダカーポ、最初に戻るって意味です
あそこでループしてもいいし後書きに進んでもいいようには書いたつもり、だけどねー結構ハイペースで書いたこともあってそこまで「これループしてる!?」ってキャラが漠然と思うようなシーンくらいしかないです
ともかく私は大した設定も作ってないけどメイドさんってだけでウィステリアたんペロペロみたいなレベルまでおかしくなったんだからね!
これが妄想をフルに活かした結果だよ・・・


ちなみにセルリアンの話は登場人物名が色の名前から来ている事から
アッシュ→アッシュグレイ
ウィステリア=藤色
アザレア→アザレアピンク
ジェード→ジェードグリーン
ヴァンダイク→ヴァンダイクブラウン

から名前使ってます、こんな話に色名を5個も使ってしまった反省はしない、けどアザレアとかなんか名前だけでいじわるそうなのがわかるような名前してない?
アザレアはウィステリアの同僚って形で登場だけど書いているうちにアッシュの妹にしても良かった気もする
ジェードはもっとマゾっぽくしたかったね、アザレアと女王様プレイをしたって設定なんだから
にしても思ったよりも長くなってしまった、ちなみに書きたかった妄想セリフは全部書けました


最初が官能小説みたいだが大丈夫か?
→実際官能小説を参考にした、問題ない

エンドレスエ・・・
→ループ物ってだけだ、問題ない

猫が喋るのってハル・・・
→それでパクリ言われたら悲しいわ

なんかほかにも言うことあった気がするけどまぁ忘れた、思い出し次第書くわ・・・
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長文失礼
これ面白いわ!
なんですぐ読んでコメントしなかったかと言うと
開いた瞬間『御主人様』と出たので八豪傑視点のサイドストーリーだと思ったからです……
ゴメンよ。こんな力作だったとは

エロ描写GOOD!
慣れたアッシュと童貞臭いジェード
清楚なウィステリアとビッチなアザレアの四角関係の完成度がすごいぞ
<春夏秋冬>を連想させるループ物にぴったりなキャラだと思う。
ループ物で猫が喋るのは確かにハルヒを連想させるがw
シャミセンは黒幕ではないしな
構想は被ってないよ

何気にエロは初じゃない?
俺書いた事ないや……

ネーミングセンスは抜群だと思った
色から取るのは大正解だったようだな
何となく名前だけで中世~近世ヨーロッパの風景が見えるわ

まさかセルリアンが出てくるとは思わなかった
さらに当たり前のようにヴォルシンカーが出て来た時は爆笑したw
ちょっと世界観から外れてるぞ!ヴォルシンカー!
携帯電話があったら興ざめでも、ヴォルシンカーあったら未来すぎてOKかも知れんw
いや分からんけどw

また、セルリアンとヴァンダイクの明かす真実も深いね
ヴァンダイクが魔力補助をやめればループ抜けるんじゃね?って思っちゃったけど……
ループしながら感情がエスカレートしていくという話は、ありそうで無いアイデアだ
<人間性のデフォルメ>とでも言えばいいのか……
エロとホラーの両立が自然に出来てるという有りえなさが凄い
前の記事で『かなり酷いです』とか書いてるけど、
氷桜夕雅最高傑作じゃない?
今、僕が選ぶならコレですよ

僕の書いた泥棒ホイホイと比べたら、もう天と地の差だよ
あれ寒くて不気味なだけなのに、こっちはエロ・ホラー・ロマンス・ちょっと良い話・ギャグ何でもありだもん。

セルリアンは中世西洋のドラえもんだな
いや、褒め言葉ですよ
ドラえもんほど、短くて優れたシナリオは無い
これからもダークドラえもんとしての活躍に期待します!
桜井 2010/11/19(Fri)23:22:44 編集
セルリアン「誰が青狸だぁぁぁぁぁっ!!」
え、なに?八豪傑視点のサイドストーリーだと読まないの?ねぇねぇどうなの?


・・・ということは置いて、なんだ適当に書いたほうが上手くいくから不思議だ、力作でもないのに
今回の話なんて本当に前半のアッシュとウィステリアのイチャイチャを書きたかっただけでそれはもうただのいつもやってるメイドさん妄想でなんか一応話として他人が読めるようにセルリアンやらループネタやら追加した結果がこれなんで・・・なんというかラッキーヒットな感じだわ
本当わざとキス止めて耳元でアッシュが囁くシーンだけで何回妄想したか・・・だからこそ酷い内容と前置きしたんだけどなんかうん世の中上手くいかないなw


まぁあれをエロというかなんていうかうん、エロだな、確実にエロだわ(開き直った
確かにデトノベでは直接描写があったのは初かもしれません、「美味しいラーメンの作り方」でちょっとしたバカっぷるのイチャイチャとか国枝実の輪姦後→薬漬けで殺すとかはありましたけどね


>慣れたアッシュと童貞臭いジェード
>清楚なウィステリアとビッチなアザレアの四角関係の完成度がすごいぞ
完璧だな、うんその通りですよこいつら
これは自分でも色名を探しながらしっくり来るのを探しましたよ
短い話なんでわかりやすく読んでいる人がキャラ付けできるようには意識したよ
確かにセルリアンの話は全キャラ色の名前から取ってるけどかなりいい感じです、問題は使えそうな名前がもう少ないってことだけどね


セルリアンが出るのは話をループさせることが決まってから確定しました、このループを止めることができるのはこいつしかいないと
なんで今回は最初にタイトルがでません、セルリアンが登場するところで初めてタイトルを出すという手法をとりました
本当困ったら「わーん、セルリアンなんとかしてー」ってドラえもんみたいなポジションですよ彼女は

ヴォルシンカーはまぁ別のところで秘密道具的に出す予定だったけどまぁ出しちゃえってことでセルリアンも結構気に入ってるし
魔力くらい吸収できるでしょ?な感じです
ヴォルシンカーはエネルギーは吸収できるが、物体は吸収できない?そんな設定忘れてたわ・・・

ヴォルシンカ-「吸うの!?これ、吸うの!?ねぇ!この紫色の煙吸うの!?」
セルリアン「えぇ、吸うのよ」
ヴォルシンカー「本当!?大丈夫なの!?毒じゃない!?」
セルリアン「あぁ、毒だけどあんたなら大丈夫よ」
ヴォルシンカー「そうかぁ!カテゴリー3,4,5だから!カテゴリー3,4,5だから毒とかわかんないから!」
セルリアン「そうよね。わからないわよね」
ヴォルシンカー「うん!でも平気なんだ!そうなんだぁ!じゃぁ吸っていいんだよね!」
セルリアン「そうだよ。吸っていいんだよ」
ヴォルシンカー「よかったぁ!じゃぁ吸うね!毒霧吸おう!」
セルリアン「うん、吸おうね(さっさとやりなさいよ!)」

とまぁとにかくお気に入りなんですよヴォルシンカーが・・・・

>ヴァンダイクが魔力補助をやめればループ抜けるんじゃね?って思っちゃったけど……
猫ちゃんが補助しているのはその呪いの発動までで維持自体はアッシュ一人でやっていたのよ、勘違いさせる書き方してるな、うん反省
ウィステリアの傲慢だけは実は無理矢理追加した、清楚なままでよかったんだけどね、他の三人がおかしくなってるのにこいつだけ普通ってのもおかしいかとおもっての結果


>ループしながら感情がエスカレートしていくという話は、ありそうで無いアイデアだ
><人間性のデフォルメ>とでも言えばいいのか……

ようはこれ毒が溜まっていくのを色んな形で表現したのね
アッシュもほんの少しウィステリア好きだったのが何回も繰り返すことでウィステリアたんちゅっちゅっしたいお!ウィステリアたんぺろぺろ!みたいになったわけで
ジェードの童貞臭い(まじこれ的確だわ)のも一度女を知ってすぐ心変わりした結果だしね

>氷桜夕雅最高傑作じゃない?
>今、僕が選ぶならコレですよ
やべーまた過去の自分を越えたみたいだわw
っやべー自分の才能やべー(棒読み


にしてもまさか比較対象が泥棒ホイホイとは思わなかった(゚Д゚;)
確かにあれホラーだけどさ、これホラー・・・なの、か?
氷桜夕雅 2010/11/20(Sat)02:13:14 編集
無題
> え、なに?八豪傑視点のサイドストーリーだと読まないの?ねぇねぇどうなの?
ちょっと今はおなかいっぱいかなあと思っただけです……

> 適当に書いたほうが上手くいくから不思議だ
下手に考え過ぎると伝わらなくなるのかもね
テレビでデザイナーらしき人が「口で説明できないアイデアは使えない事が多いですね」みたいな事を言ってた
凝ってるつもりが、苦し紛れなアイデアになってたりするんだと
そういうのあるのかも

> ヴォルシンカーはエネルギーは吸収できるが、物体は吸収できない?
多分できないw
しかも、ヴォルシンカーは宇宙戦艦サイズなので、
セルリアンが持ってたのはヴォルシンカーカスタムVer.16とかなんだよ、きっと。

> ヴォルシンカ-「吸うの!?これ、吸うの!?ねぇ!この紫色の煙吸うの!?」
頭悪そうw
原作でもサイコかロボットなので、実際頭良くないですけどね、この子は

> ウィステリアの傲慢だけは実は無理矢理追加した、清楚なままでよかったんだけどね、他の三人がおかしくなってるのにこいつだけ普通ってのもおかしいかとおもっての結果
これは正解!ってか必須でしょう
清楚な女でひたすら可愛くて裏も無いキャラは、面白味に欠けるし、
女性読者には嫌われる(多分、そんな気がするw)

> にしてもまさか比較対象が泥棒ホイホイとは思わなかった(゚Д゚;)
> 確かにあれホラーだけどさ、これホラー・・・なの、か?
ループ物としての比較ですねw
アッシュ達に(特にアッシュに)感情移入すると、最初読んだ時はエロしか目に入らないけど、
自分以外全滅の無限ループから脱出できないって怖いと思うよ
逃れようと思っても逃れられないのがホラーですね
自分なりの定義ですが
桜井 2010/11/20(Sat)07:56:21 編集
無題
確かに考えすぎると自分の能力だと表現しきれず読者がわからなくなるなるな



ヴォルシンカーでかっ!クトルルが ヴォルシンカーを抱きしめるシーンあったからクッションサイズかと・・・
まぁセルリアンが掃除用に開発した手の平サイズカスタムヴォルシンカーってことにしよう、そうしよう


女性読者?そんなものいるわけないじゃないですか、メルヘンやファンタジーじゃあるまいし・・・
けどま確かにウィステリアが女性人気なさそうなのは確実、かと言ってアザレアがあるとも思えないが
ウィステリアだけ受け身な感じだからいまいち傲慢ってのがでてこなかったのよ、他の三人はわかりやすいんだけど「ウィステリアはループで何が蓄積するの?」と悩んだ結果あんな感じになりました、まぁ二行、三行追加しただけだからなりきれてなかったりするけど


そういえばあれループネタでしたな、クトルルのの没ネタの方ばっかり意識してたわ
ホラーの定義か、単純に私は「解決しない」ってことかな
解決した!ってなっても実は解決してませんでしたな感じ、どうにもならないから怖いんだよね
無力さが私のなかで大事バイオハザードとかはホラーというよりパニックなんだよなぁ


まぁ客観的に見ればアッシュの状態はホラーかもしれんが本人はループのこと知らないし絶望したと見せ掛けても結局自殺することもなく(このツッコミはくると思ってたけど)一日がループしてまたウィステリアたんペロペロするわけだからなんか壁殴りたくなるよ、記憶が維持してれば別だけどディアボロさんみたく

どっちかと言えば繰り返しの一日をずっと見てるヴァンダイクの方がホラーな気がするけど(長門さんみたくループが何回目か喋るシーンが初めあった)あいつ自身が原因の一端だし化け猫語りだしね

なんせ原因もわかってるし青狸セルリアンが解決しちゃってるからなこの話、ホラーいうほど怖くないと思うわ
ひおうゆうが 2010/11/20(Sat)09:44:02 編集
無題
> クトルルが ヴォルシンカーを抱きしめるシーンあったからクッションサイズかと・・・
!!!!
そういえばそうじゃん。
クッションサイズが正解だよw
スケールがデカイ方が宇宙戦争っぽくていいなあとか考えてる内に、自分の中で設定があやふやになってました。
桜井 2010/11/20(Sat)18:24:36 編集
ジェード「ど、ど、童貞ちゃうわ!」
やはり私の記憶は間違いではなかったか!
伊達に何回も読んでないぜ!


一瞬、「え、じゃああの時のクトルル目茶苦茶大きいのか?」と焦ったわ まぁホロフェイス戦はそれなりの規模になってるしね、あのあたりで出てたらでかいだろうね

よしやはり ヴォルシンカークッションをつくらねば!
ひおうゆうが 2010/11/20(Sat)19:45:36 編集
プロフィール
HN:
氷桜夕雅
性別:
非公開
職業:
昔は探偵やってました
趣味:
メイド考察
自己紹介:
ひおうゆうが と読むらしい

本名が妙に字画が悪いので字画の良い名前にしようとおもった結果がこのちょっと痛い名前だよ!!

名古屋市在住、どこにでもいるメイドスキー♪
ツクール更新メモ♪
http://xfs.jp/AStCz バージョン0.06
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