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日記と小説の合わせ技、ツンデレはあまり関係ない。 あと当ブログの作品の無断使用はお止めください
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「ええっと『都会の生活は慣れたか?またこっちに戻ってくることがあったら連絡くれよ』っと」
一年と半年ほど前、オレは桜陵大学の学食で同じように携帯電話でメールを打っていた
今のとは違う青い携帯電話だ、大学に入る際買ったためまだ真新しく光沢がある
「送信・・・と」
送信ボタンを押すと周り学生が賑やかそうにしている中オレは一人学食のカレーライスを頬張る
メールを送った相手は高校までよく遊んでいた友達へだ、今は就職して東京のほうで一人暮らしをしている
「なんだかんだでオレ一人か」
入学して早二ヶ月ことこの大学でオレは孤独だった、高校まで仲良かった友達はみんな就職やら自分の夢を追っかけるとかで桜花町を出て行った
そんな中オレは結局なにがやりたいかを見つけることもできずに親の言う「せめて大学くらい出なさい」って言葉に流されて今ここにいる
「んまぁ、そのうちできるだろ友達なんて」
別に今までだって自分から友達作ろうとかそんな風に考えたことはない。そんなものいつのまにか自然とできてくるもんだとカレーライスの残りを一気にかきこむとグラスの水を飲み干し立ち上がろうとした、その時だった
「あ、ごめん・・・この席いいかな?」
目の前に現れたのはそれはもう辞書にある「好青年」という文字をまんま人間に当てはめたような男だった
「別にオレは食べ終わったし構わないよ」
「えっ、食べ終わったのかしまったな・・・」
オレの言葉に見るからに悔しそうにガックリと項垂れる男、オレにはその意味がわからなかった、普通席が開いてラッキーなんじゃないのか?
「オレにはそこでガックリする理由がわからないんだけど」
「いや俺、大学で友達いないから声かけようとしたんだよね。話し合わすそのためにわざわざ君と同じカレーライスまで頼んだのに!あの購買のオバちゃん本当作るの遅いからなぁ」
確かに男の手元にはオレと同じカレーライスが乗ったトレイが握られている。そのちょっと滑稽な男に思わずオレは噴出しそうになった
「それなら普通に声かければいいじゃないか、というかなんでオレ?」
「うーん、君が一人だったってのとまぁインスピレーション?あ、そうそう自己紹介忘れてたね俺は国枝実って言うんだ、よろしく」
爽やかに髪をかき上げると国枝は手を差し伸べる
「オレは神楽坂恭治だ、一応郷土研究学科に所属してる」
オレは軽くお辞儀をして国枝の手を握り返す、正直こんな風に自己紹介されたのは初めてでどうしていいのかよくわからなかった
「そうか郷土研究学科か、それは面白そうな学科だなぁ。して俺の学科はなんだったかな」
「おいおい自分の学科もわからないってどうなんだ?」
「それがまぁ色々あってね、ここに来るのは二回目なんだ」
「二回目!?」
国枝のその言葉に思わず聞き返してしまった。なんていうか今思うに軽く彼の持つ魅力に飲まれて来ていたのだろう、会話を続けるためにオレは自然とそこで食器を置いて席に腰掛けてしまっていた
「二回目ってあれか?病気かなんかで入院してたとか?」
「いやいや体調管理はしっかりしてるつもりだよ。なんていうかまぁ言ってもいいかなぁ」
国枝は自分のカレーライスを右手に持ったスプーンでグチャグチャ混ぜながら左手で自分の顎を押さえなにやら考える仕草を見せる、そして
「一応俺役者の卵でさ、色々とレッスンとかでなかなか大学にこれなかったんだよ」
ルーとライスがグチャグチャに混ざった物を口にしながらサラリと言い放った
「大学の外じゃ友達はいるんだけどね、やっぱり大学の中で友達作りたいじゃないか」
「そ、そうなんだ。でもすごいな役者の卵なんて」
そんなオレの言葉に「そんな有名じゃないし大したことないよ」と謙遜しながら国枝はスプーンを口にする
「それでどうかな?友達になってくれるかな?」
「ああ、こちらこそよろしく」
もう一度差し伸べられた国枝の手を断る理由なんてなかった、いやむしろオレにとっても願っても見ないことだったからな

 


次回予告!!



じゃーじゃーじゃじゃー♪
じゃーじゃーじゃー♪



四葉「なんで全く出番のない私が次回予告だけやらないといけないのかわからないけど、あれよね・・・メイド服とおまじないとかいうタイトルなのにメイドさんもおまじないも全然出てこないわよねこの話。まぁ今に始まったことじゃないか!それじゃ次回メイド服とおまじない第二十一話 黎明編その5 『闇の思い出Ⅱ』見ないと制裁よ!」



そんなわけでメイド服とおまじないも20話ですか、そうですか
ていうか今回短くない?とかそうゆうのを言わないこと、本当は恭治の過去は1話でまとめようと思ったけど
そうすると逆に長くなりすぎる予感がしたので2回に分けました、3回にはしない!きっと・・・多分・・・

あと国枝実が全然悪役になってないのは今に分かります、大丈夫です悪役ですじゃないと出しません

ついでにこのエピソードが第二章抗争編での雛形との戦いとつながってくるところがあるからまぁ期待し・・・期待はするな!!

私からは以上!
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無題
良い人だな、思って読んだよw
友達作るには積極的過ぎるような感じが、ちょっと不自然に感じない事も無いが良いやつと思える範囲だろう。
しかし、恭治の過去編にコイツとは……
先が想像つかん

ちなみにこの時点の恭治はもう天城さんには会ってるのか?
まだ?
桜井 2010/09/12(Sun)23:59:04 編集
無題
今回はみのりんがイイヤツに見えれば大成功さ


勿論、国枝実がイイヤツなわけねーんだけどな!!


こいつは頭のキレるお塩先生がモデルだからね
今回、恭治に声かけたのも自分の都合のため・・・そのためには多少の演技もやるわけさ

でも恭治にはもう国枝が“自分と違って目的に向かってる凄い人”って映ってしまってて気がつかないのである、哀れ(ノ_・。)

ゆうが 2010/09/13(Mon)10:01:03 編集
無題
いかん、肝心なところ答えてねぇや


天城さんとはまだ出会う前の話です、はい
ゆうが 2010/09/13(Mon)13:12:09 編集
プロフィール
HN:
氷桜夕雅
性別:
非公開
職業:
昔は探偵やってました
趣味:
メイド考察
自己紹介:
ひおうゆうが と読むらしい

本名が妙に字画が悪いので字画の良い名前にしようとおもった結果がこのちょっと痛い名前だよ!!

名古屋市在住、どこにでもいるメイドスキー♪
ツクール更新メモ♪
http://xfs.jp/AStCz バージョン0.06
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