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日記と小説の合わせ技、ツンデレはあまり関係ない。 あと当ブログの作品の無断使用はお止めください
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「妄想桜陵学園」



妄想は変わった・・・・。
今まで影咲狼牙として世界の闇と戦ってきた俺が高校に入ってからというものいつのまにやら妄想にエロが加わり出してきていた。
今までは強敵に連れ去られたヒロインを救いだすのに強敵とのバトルを優先して妄想してきた、だが今は強敵とのバトルなんてお座なりにヒロインを救いだした後のイチャイチャや捕らわれているヒロインが色々されちゃうそんな妄想ばかり。
もはやそこに強敵など居らず俺がちょっと本気を出せば消し飛んでしまう敵ばかり、強敵とのバトルなんてのは全く無くなってしまった。
これが遅れてきた思春期ってやつなのだろうか?

そんな俺、影咲狼牙・・・・(おっと現実世界では北川真樹と呼んでくれ)は今日、妄想ではなく現実でとんでもないものを見てしまった。
「んっ・・・・もう先輩がっつきすぎです・・・・赤ちゃんじゃないんですか・・・・ら、んっ」
「その気にさせたのは・・・・青葉だろ」
一般学生の俺が普通に生徒会室の前を歩いていてふと目に入った光景、それは足を止めざるを得ないとんでもない状況だった。
「こ、これが義務教育の外の世界か」
思わずそんな言葉が漏れてしまった。生徒会室の窓はカーテンで仕切られているが完全に外からの視界を遮っているわけではなく一番端のカーテンの隙間から中の様子が見えてしまっている。
生徒会室の中では桜陵学園の制服を着た男女が激しくお互いを求めあっている。男が女のはだけた制服から覗く柔肌の乳房を舌全体を使い舐りながら下腹部の秘部に指を滑らせ中をかき混ぜるように激しく動かしている。
その光景は今の俺にはあまりにも刺激的すぎる。そりゃ俺だってそうゆう本だとか動画をネットで見たことはあるが今見ているのはリアルタイムであり、ましてその行為に及んでいるのが
「あ・・・・んっ、先輩の指・・・・きもひいい・・・・」
「細鮎さんだよな、あれ」
男の方は知らないが女の方は見覚えのある同じクラスの細鮎青葉(さいねん あおば)であったことが本当は見ちゃいけないとわかっている俺の足を縛り付けていた。
同じクラス、もっと言えば細鮎青葉さんは俺の隣の席の子だ。いつも落ち着いていて育ちの良さを現すような物腰やらかな口調はクラスでも人気者で、それでいてどこかミステリアスな雰囲気を持っているところにクラスの男子半数は惹かれている。そんな彼女が俺の目の前で男に抱かれ普段見せない表情をして喘いでいる、そのアブノーマルな状況が俺の全身を刺激していた。
「いや、これはなにかの間違い、間違いだろ」
正直まじまじと行為を見ていていうのもおかしいけど信じられない。中学時代編を終えて俺の元から光の巫女も共に妄想する仲間もいなくなった、その心を埋める高校時代編のヒロインに抜擢しようとしてたってのにその彼女が、まさか



・・・・処女じゃないだなんてありえねぇ!!



「いやもうわかる!あの感じている様子、あれは処女じゃない、処女があんな声だしたりはしない!この糞ビッチが!」
恨み言のように小声で呟くと俺は腕を組みじっと考え込む。
ヒロインが処女じゃないということは致命的だ、そうなると高校時代編ヒロインである彼女にはなにか設定を加えなければならない。中学時代の俺なら即ヒロイン交代をしているところだが最近エロ知識を取り込んだ俺の妄想力によって一条の光がそこに差し込む。
「あれだ、あの行為は魔力の補給なんだそうに違いない!」
なんかの本で読んだことがあった、なにか魔力を受け渡しているんだよこれは不純な行為ではなくて体液の交換、肉体が興奮することでより魔力の受け渡しの効率があがるからしーかーたーなーくーやっているんだ!
その設定を決めると脳裏に次々と設定が浮かんでくる。
「実は細鮎さんは人間じゃなくてホムンクルスなんだ。んでだ体を維持するために魔力が必要で男子生徒にチャームの魔法をかけて仕方なくあんな行為をしているんだ!」
我ながら完璧な妄想に惚れ惚れする、つまりはこうゆうことだ


・・・・・・・・・・

夕日に照らされた屋上にて戦いを終え、佇む影咲狼牙こと俺
「今日も激しい戦いだった・・・・」
そこにフラフラとした足取りでやってくる細鮎さん
「うっ・・・・もうだめ」
「大丈夫か!?」
颯爽と駆け寄り倒れる細鮎さんの体を抱き止める。
「なんて酷い傷なんだ、早く病院に」
「ま、待って」
俺の制服の袖を引っ張る細鮎さん
「傷ならすぐに良くなるから大丈夫・・・・でもそのためには魔力が必要なの~~~魔力が~~~」
「魔力だって!?俺になにかできることはあるか!?」
俺の言葉に細鮎さんは頬を赤く染め顔を背けながら小さく呟く
「あの、私を抱いて・・・・ください」


・・・・・・・・・・・・

我ながら完璧なシナリオ構築能力。そんでもって初体験の俺を
うまいことリードしてくれるんだよ、んでそのとき「初めてがこんな慣れた女の子でごめんなさい」とか言われちゃうの。けどゆくゆくは「もう影咲さん以外には抱かれたくない!」とかなっちゃうんですよ、そうして公私ともにいいコンビとして成長していくというだな・・・・。
「なにを独り言言っているの?」
「ほわちゃぁ!!!!」
突然声を掛けられて思わず意識が現実世界に引き戻される。しかしちゃっかりと生徒会室の中が見えないように背中でガードしていた。
「君、一年生だよね生徒会室になにか用なの?」
「あ、えーっとあの、ですね」
しどろもどろになりながらなんとか言葉を捻り出そうとするが一向に言葉にならない。高校に入ってから女子に話しかけられるなんてこと数えるほどしかなかったので緊張しまくりだ。
(しかしよく見るとすっげー胸だな)
頭がパニックになっているというのにそうゆうところを見る目だけは冷静沈着だ。腰ほどまで伸びる長い黒髪にどこぞのグラビアアイドルかと思わせるような肢体、なにより本当に高校生かってくらいに熟れた二つの果実に目が引き付けられる。
「生徒会は今日やってないわよ。あ、でも私副会長やっているから話なら聞くわ」
そう言って彼女はスカートのポケットから生徒手帳を取り出し開いて見せる。そこには確かに 生徒会副会長 西条院加絵奈と書かれていた。
「西条院さん・・・・あれ、その名前どっかで聞いたことが」
あまり人の名前を覚えない俺だがその名前には聞き覚えがあった。
「もしかしてあのいつも屋上から登校するお金持ちの人のメイドさん?」
「あーうん、まぁ合ってるけど。はぁ一年生にまで伝わってるのね」
そう答えるとがっくりと肩を落とす西条院さん。よくわからないがあまり聞いてはいけないことだったのだろうか?
といってもあんな校舎の屋上にヘリで着陸して登校するような人知らない方が無理って話で・・・・そのおかげで高校入ってから俺の楽しみの一つである放課後、屋上で佇むってのができないんだよなぁ。
けどこんな美人な西条院さんがメイドさんだなんて実に羨ましく思う。
今やセカンドヒロインの存在は重要だ、すぐにでも西条院さんを昇格させてもいい。
だってあれだろ、やっぱりメイドさんってことは夜な夜な・・・・
「はぁ、どうせなんか今変な想像してるでしょ」
「えっ、あ・・・・いやそんなことないです!はい!」
まさかの言葉に俺の動揺は激しくなる。もしかして西条院さんは心が読めたりするのだろうか?なまじ生徒会といえば絶対的権力を持っているもの、ある種能力者を集めた集団なのかも!細鮎さんも生徒会の書記だしとなると後、Sっぽい会長とロリっ子の会計がいるのは間違いないな。それでだ、能力者を集めた生徒会は日々やってくる脅威と戦っているんだ。
なにその生徒会、凄くね?んで生徒会が戦っている敵と俺が今戦っている暗黒儀礼団と実は裏で手を結んでいたことが判明!
俺と生徒会も一緒に戦うことになるわけですよ、んでもだ生徒会は女ばっかりだし初めは俺の事を毛嫌いして「私たちだけで戦えるわ!」みたいに言ってたんだけど俺の活躍に段々心を開いていってだなロリ会計なんかにはその内「お兄ちゃんて読んでいいですか?」とか言われ細鮎さんには前途の魔力補給、西条院さんとはあれだ、「御主人様よりも貴方のことが好きになってしまいましたご奉仕させてください」となりSな会長は
最終決戦前に気丈に振る舞うんだけど実は不安で俺にそれを打ち解け愛し合うという、完璧じゃねぇーか!なんていい生徒会!
「おーい、ちょっと聞いてるの?」
「西条院さん、俺も生徒会の一員としてこの学校いやこの世界を守るために戦いましょう!」
俺は気がついたら現実と妄想をごっちゃにして西条院の手をぎゅっと握っていた。
「んー戦うとか守るとかよくわからないけど。それってなに?生徒会で働きたいってこと?」
「え、ああーそ、そうなるのかな」
自分でも何言っているのかわからなかった。西条院さんは一人「んー」と天井を見上げ声あげながら考えると
「まぁ男手が必要なこともあるし、役職ないけど雑用ってのならいいかもね。今度会長に話しておくよ、ところで君クラスと名前は?」
「あ、影咲・・・・じゃなくて北川真樹です。クラスはC組です」
「ふぅん、C組なら細鮎ちゃんと同じクラスよね」
「は、はいそうです」
そして今俺の背後、生徒会室で魔力補給中ですよ。
「わかったわ。会長からオッケーがでたら細鮎さんを通じて連絡するから」
「わ、わ、わかりました」
「それじゃね」
そう言って去っていく西条院さんの背中を見て思わず肩の荷が下りたように息を吐く。
「しかしやれやれ面倒なことになったぜ」
そんなライトノベルの主人公みたいな台詞を呟きながらも内心心臓の高鳴りが止まらなかった。
その時はまだ知るよしもない、この俺の選択がとんでもない話の始まりだったことに。
それに気がつくのはもう少し後の話である。

えー誰もワッフルワッフル言わないんで勝手に続き書いてやったわ
空気の読めない者共、去ね!

最初の「妄想は変わったわ」はメタルギアソリッド4の「戦争は変わった」のパクリです、はいすいませんすいません

しかしこいつが主人公になるとは思わなかったねーまして同じ桜陵学園
だからって加絵奈ちゃんがでるとおもわなかったねぇー
しっかしねぇ、この主人公すんごく書きやすい。なぜならまんま自分だから!
もう日記を書くペースで書けちゃったぜ!
しかしあれだな桜陵学園の現役高校生はそんなにいないんだよねぇー
硬派のカリスマさんとかOBならいるんだけどねー

まぁ続きがあるかどうかは読者と夕雅の気分次第だよぉ~♪
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無題
わっふるわっふる言うのを忘れてた……
自分が書いてない間にいっぱいアップするなぁ……という鬱状態で
(あと小説に普通のセックスは求めない主義だから……
 だってAVを見ればいいじゃない?)

まさかこんな続きがあったとは!
しかし、ここまで行ったら
加絵奈が細鮎さんのプレイを目撃して「ほあゆ!?」と叫ぶ所まで書こうよ!
読みながら絶対そこがオチだと思ったのに……!
そしてそれこそ僕が小説に求めるエロなんだよぉ~~~(知らんわ)
水曜日 2012/09/11(Tue)01:30:33 編集
無題
せぇのぉ!
加絵奈「ほあゆ!?」

AVでも普通のセックス求めてない主義のどうも夕雅です、だってメイドさんじゃなきゃいやじゃん?

ああ、加絵奈っちに覗かせたほうが良かったか
いやそんなことしたら取り返しがつかないのよね、加絵奈っちあれで糞真面目だからねぇ・・・
続きを考えていたわけじゃないけど後先なくそれをやるとえらいこっちゃになってしまって・・・・うん展開を思いつきませんでした!!!!
だってこれ寝ぼけながら一日で書いてるんだもんゆるちて

ああ、あと私も小説書いてない時に君の小説が上がると焦るんで一緒だと思うよ~ついでに書く気も湧いてくるんでガンバレー
氷桜夕雅 2012/09/11(Tue)02:00:05 編集
プロフィール
HN:
氷桜夕雅
性別:
非公開
職業:
昔は探偵やってました
趣味:
メイド考察
自己紹介:
ひおうゆうが と読むらしい

本名が妙に字画が悪いので字画の良い名前にしようとおもった結果がこのちょっと痛い名前だよ!!

名古屋市在住、どこにでもいるメイドスキー♪
ツクール更新メモ♪
http://xfs.jp/AStCz バージョン0.06
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