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日記と小説の合わせ技、ツンデレはあまり関係ない。 あと当ブログの作品の無断使用はお止めください
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「あんめいどおぶおーるわーくす 後編」

「あの御主人様、私“五臓六腑家御主人様を学校へお連れする専属メイド”彼方と言います、今からなら高速戦闘機を飛ばせばまだ間に合いますがいかがしましょう?」
「いやごめん、今日はどうしても決着をつけないといけないことがあるから休むよ」
「そうですか、それでは“五臓六腑家御主人様の代わりに学校の授業を受ける専属メイド”椎名を派遣しておきます」
そう言うと彼方は一歩後ろへ下がると深々と頭を下げ踵を返し帰っていく
俺の代わりに授業を受けるだって?おい、大丈夫かよ明日から俺学校行けるのか?なんか学校に着いた途端囲まれて『おいー昨日代わりに来た子紹介しろよー』とかなんとか言われそうで怖い、しかし今は決闘集中しないと俺は雑念を捨て少しはなれたところでなぜか一人仁王立ちしている加絵奈へと向きなおす、それとほぼ同時に辺りに大音量の声が響き渡る
『さぁ!こちら五臓六腑家敷地内室内第十三コロシアムよりお送りしております御主人様対メイド長の世紀の一戦が今まもなく始まろうとしています!!実況は私“五臓六腑家御主人様の決闘を実況する専属メイド”うるめがお送りいたします!!そして解説はもちろんこの方“五臓六腑家御主人様の決闘を解説する専属メイド”棗さんです!今日はお願いします棗さん』
『はいーどうも、解説専属メイド、略して解専メイド棗でございますぅ。』
『えー棗さん、今日の決闘どう見ます?』
『そうですねー御主人様は朝から一発発射してますからね、賢者モードで冷静な判断が期待できますね』
『おお、流石棗さん最新の情報を仕入れての分析流石です!』
いつの間にかコロシアムには観客に実況解説、ジュースやお弁当の売り子にチケット販売のダフ屋まで揃って大掛かりなものになっていた
「それで決闘ってなにをやるんだよ」
俺はこんな状況を生み出した張本人である“五臓六腑家御主人様が決闘をするさいの仕切り専属メイド”雅に少し苛立ちながら言葉を吐く
「いいでしょうそれでは今回の決闘をご説明します。まずは御主人様、メイド長様と一緒に戦っていただけるメイド達に登場してもらいましょう!」
雅が指を鳴らすとコロシアム内の照明がグッと落ち、ちょうど俺と加絵奈二人の背後にある扉にスポットライトが当たる
ああ、ちなみに今俺の周りにはメイド達はおらず俺一人だ。雅が決闘をする際の戦力分析として一旦俺からは離された、そりゃそうだアクセルさん達は心強いが着せ替え隊のメイドたちがいたら決闘どころではないからな
『さぁ御主人様、五臓六腑大二郎様と一緒に戦うことになったメイドはぁ!!ご存知、“五臓六腑家御主人様の警護部隊専属メイド”隊長アクセル、ラピスラズリ姉妹です!!』
実況の声の中スポットライトに照らされながら先ほどまで僕の周りを警護していてた三人は歩を進め僕の前にやってくる
「アクセルさんが俺と一緒に戦ってくれるんですか?」
「ええどうやらそのようですね、しかしご安心ください御主人様。その御身は必ず私達がお守りいたしますので」
「・・・ラピス、頑張ります」
「ラズリ達が居ればどんな敵にも負けませんよ!」
アクセルさんの言葉に双子のラピスとラズリが続ける、アクセルさん達は実に戦力として心強いのだがこの決闘の場ででてくるってことに一概の不安が過ぎる
確かこの決闘を仕切っている雅は言っていたはずだ、この決闘は「お互いの戦力を分析し平等な戦力で」と、つまりだ俺の味方にアクセルさんみたいないかにも強そうな人がついているってことは当然加絵奈のほうにも───
『それでは次はメイド長加絵奈様と共に戦うメイドが入場します!!』
実況の言葉と共に加絵奈の背後の扉にスポットライトが当たる、先ほどからずっと仁王立ちで黙っている加絵奈の様子が不気味で余計に不安を煽る
『登場するのは“五臓六腑家暴徒鎮圧専属メイド”シリウスだぁー!!』
暴徒鎮圧?また仰々しい役職のメイド名前だと思ったが彼女がゆっくりとその姿を現したとき、思わず俺は心の中で思った
───これはまずい、と
出てきたメイド───いやもうこれメイドと言っていいのかわからないが180cmはあるだろうという長身に腰まで伸びる黒髪、そして両手には鋼鉄製のブレードのようなものとハンドガンをそれぞれ装備しており目元は黒いバイザーので覆われているので表情こそわからないがその彼女を取り巻くオーラというか殺気のようなものは俺みたいな素人でもわかるほど恐ろしいものだった
一応なのかメイド服着てるけどもうこれメイドじゃないよ!
「御主人様、気をつけてください彼女───シリウスは私が知っている中でも最高クラスの兵(つわもの)です」
「そ、そんなに強いの?」
「見てもらえばわかりますがこちらの戦力が三人に対してあちらは一人、現に私も彼女と戦場で幾度か戦ったことがありますがまず勝てたことがありません」
淡々とアクセルは事実を述べているけどその言葉に俺は気が気でならない
鼓動が異常に早くなり冷や汗が頬をつたっていくのがはっきりと分かった
「いや、それって俺達勝てないって事じゃないの?」
「それは早計でございますよ御主人様、確かに戦場で私はシリウスに勝てた試しはありませんでした。敗北しおめおめと逃げ帰るしかありませんでしたが今は状況が違います。ここは戦場ではなく、決闘と言えど命を取り合うこともない言わばゲーム───ならばこちらにも勝機はあります」
「ほ、本当なのかよ」
あくまで冷静なアクセルの言葉に思わず不安な俺の気持ちを代弁する言葉が出る、ただそれでも彼女の視線はじっとシリウスと加絵奈を見つめていた
「お願いねシリウス、大二郎に厳しい現実を教えてやるんだから」
「御意」
加絵奈の言葉にただ一言漏らすとシリウスは静かに頷く、悠然としたその様子にむこうはむこうでなにか余裕のようなものさえ見える気がしてならなかった
「それでは双方舞台を彩る役者が揃ったところでルール説明と行きましょうか」
雅が分厚い本をペラペラと捲りながら俺と加絵奈のちょうど間に立つ
「今回のルールは簡単です、お互い持った銃火器で双方のキング・・・つまり御主人様かメイド長に命中させたほうが勝ち、当然アクセルさん達の持つベレッタM12ペネトレイーター、シリウスさんの持つハンドガンベレッタM8000クーガーには実弾ではなくペイント弾を装填させてただいていますが当たるとそれなりに痛いので覚悟してください。そして人数的に加絵奈メイド長様の方が少ないため“五臓六腑家暴徒鎮圧専属メイド”シリウスさんには追加武装を容認してあります、簡単に分かるのは鋼鉄製ブレードに特殊移動装置“ローラーブースター”などですね、これら全てを含めてお互いの戦力をイーブンといたします、ただしあくまで勝敗を決めるのは銃火器による命中のみなのを心してください」
「あのアクセルさん、ブレードはわかるけど特殊移動装置ってのは?」
「ローラーブースターというのは彼女バイザーと連動したブーツ底面に装着された球状物質が随時高速回転することにより瞬時に自己の思った方向へ移動できるものです、恐らく正面からただ銃を撃つだけでは絶対に当たらないでしょう」
「まじかよ」
「逆に連携攻撃でなら命中させることのできる可能性は有ります、こちらのチームワークが勝利の鍵となるのは間違いありません」
そりゃ確かにアクセルさんの意見は最もだけど言うが易し行うがなんちゃらだ
はたしてあのメイドとは形容しがたい悪魔じみたシリウスを倒すことが出来るのやら
「それでは次に大事なことを決めましょう、それはもちろん勝者が敗者になにを命令するかです!!」
雅が高らかに宣言するとコロシアム内は一気に歓声が大きくなる。それに満足そうに雅は頷くと更に続ける
「さぁではお聞きしましょうかまずはメイド長西条院加絵奈様、貴女が御主人様に勝った場合いかがいたしましょう?」
「そうねぇ、ここまで盛り上げるのなら徹底的にしたいからなぁ」
腕を組みじっとこちらを品定めするように加絵奈はこちらを見つめている
ううっ、なんかそういう風に見つめられるのは嬉しくないな
そんな俺の気持ちを知ってか知らずかしばらくして加絵奈はポンっと手を叩き
「それじゃあ“私が大二郎の代わりに御主人様になる”ってのはどうかしら。そして下男として徹底的に扱き使って現実の厳しさを教えてあげるわ」
可愛いらしい口からなんとも恐ろしいことを言ってのけた
「ま、まじかよ」
「なるほど、中々面白い話ですね。では次は御主人様五臓六腑大二郎様が勝利した場合はいかがいたしましょう?」
「え、ええっとそれじゃあ」
雅に話を振られたじろいながらも俺は頭を巡らして考える。どうすれば加絵奈の奴に一泡吹かせることが出来る?
───『言ったわよ、あんたの専属メイドなんかしてたらいつ押し倒されるんじゃないかと不安で仕方なかったわよ、本当にキモイんだから!』
加絵奈のことを考えたら思わずさっきA棟執務室で言われた言葉を思い出した
くそっ、なんて胸糞悪い。しかし、しかしだいいことを思い出させてもくれた
俺は一度大きく深呼吸をして言葉を告げる
「俺が勝った場合は“加絵奈を押し倒す”それでどうだ?」
「えっ押し倒すってちょっと!」
「ふふふ、それは面白いですね。いいでしょうそれで行きましょう」
動揺する加絵奈をよそに雅は楽しそうに手を叩く
『えー実況担当うるめですが、これは面白い展開になってきましたね棗さん』
『そうですねー流石御主人様高校生ということもあって盛ってますねー』
「では御主人様対メイド長の決闘を始めます!!」
そんなこんなで雅が高らかと宣言し俺と西条院加絵奈の戦いは始まったのだった

「押し倒されるなんて絶対に嫌なんだからっ!頼むわよシリウス」
「御意。メイド長様の御身を守り、敵対勢力を殲滅する。ローラーブースター起動!」
心配そうな加絵奈の言葉にシリウスは鋼鉄製のブレードとハンドガンベレッタM8000クーガーを構えあくまで機械的に答えると辺りに金属が高速回転するような音が響き渡る
これが高速移動を可能にするって言うローラーブースターってやつか
「御主人様、この決闘中たとえ動悸、息切れ、気付けが起きようとも私の指示に従ってください。戦場では冷静さを欠き慌てふためいた者から───死にますので」
「は、はい善処しますです!」
鬼気迫る様子のアクセルさんに俺は思わず語尾がおかしくなりながらも答えた。死ぬとかいうか普通、いやというかアクセルさん戦場での話が多いけど何者なんだろう
「では、ムーン1より各員へコード000を行う、キーワードは───」
「・・・・・・“有無を言わさず”」
「“先手必勝!”だよっ!」
アクセルさんの指示で俺の左右にラピスとラズリがベレッタM12ペネトレイーターの銃口をシリウスではなく少し離れたところに居る加絵奈を方へ向ける
「標的目標“西条院加絵奈”、各員掃射開始!!」
「えっちょっと、そんなのありなの!?」
うろたえる加絵奈を無視してアクセルさんの掛け声とともにラピスとラズリが銃の引き金を引く、俺はこのとき思わず心の中で「勝った!」と思っていた
そりゃそうだ、だってシリウスの装備はハンドガンと鋼鉄製のブレードでこちらは機関銃遠距離戦ならこちらの方が圧倒的有利。
そしてゲームの勝利条件である「俺か加絵奈のどちらかにペイント弾を命中させる」これは加絵奈に一発でもペイント弾が当たればその時点で俺の勝利が確定する
先手必勝は理にかなった作戦、そう思っていたんだ───目の前で起きた異様な光景を見るまでは
「賢しいぞアクセル!!我が力を舐めてもらっては!!」
弾丸が命中するよりも速くシリウスは加絵奈の前に滑るように高速移動すると手にもった鋼鉄製のブレードを振るう
その行為を無駄な行動と安直に捉えていた俺はすぐに唖然とした、シリウスが振るったブレードはラピスとラズリの銃撃を正確に弾き飛ばし加絵奈を間に位置する左右の壁に鮮血と似た赤いペンキが見事に次々と飛び散っていく
「う、嘘だろ・・・」
「情報解析完了、攻勢にでる!」
思わず狼狽する俺を前にシリウスはブレードで銃撃を弾きながら何かをこちらへと投げる
「あれは・・・・・・くっ、まずい!各員掃射停───」
ゴロゴロと転がるその鉄の球体のようなものがなんなのかそれはすぐにわかることになった。それは俺達の目の前で勢いよく爆ぜ、アクセルさんの叫び声をかき消す激しい音、そして灰色の煙を巻き起こし一気に俺達を飲み込む
「うっ、これは」
咳き込みながら俺は目を開くが視界は煙で遮られ近くに居るだろうアクセルさん達の姿すらはっきりとしない
「煙幕手榴弾を使ってくるとは・・・各員御主人様から離れるな!」
「ムーン2・・・・・・了解」
「ムーン3了解ですよ!」
ラピスとラズリが俺の身体に密着するように後退する、柔らかい彼女達の身体を押し付けられているこの状況、普通だったら嬉しい状況なんだけど今は全然嬉しくはない
「ふん、女の子に守られて情けないわね!シリウスさんやっちゃってください!」
攻勢に出て余裕が出たのか加絵奈が俺を挑発する、だが今の俺には加絵奈の挑発に反論する余裕すらない
くそぅ、大体アクセルさん達を雇ったのは加絵奈お前じゃないか!女の子の背中に隠れて怯えるしかないってのは確かに情けないけど俺が出て行ったところでシリウスにブレードで真っ二つにされるのは目に見えているからしょうがない
「御意、敵勢力を殲滅する」
視界が遮られている中ローラーブースター回転し地面に当たる金属音が激しくなる、耳を劈くようなその音はまるで死神が鎌を研ぎながら近づいてくるような恐怖感すら覚える
「敵対象、五時の方向!ラピス!」
「・・・了解!」
アクセルさんの指示とシリウスが攻撃を仕掛けたのはほぼ同時だった
金属と金属が激しくぶつかる音と共にラピス、シリウスの声がする
「・・・・・・御主人様はやらせない!」
「我が一撃を受け止めるとは雑兵にしてはできるな、だが───」
耳を劈く銃声が辺りに響き渡る。
多分ラピスさんがシリウスのブレードを受け止めたんだろう、と思う。俺には全く何も見えないこの状況で強敵シリウスの一撃を防いだ、それだけでも彼女達の能力は俺とは比べ物にならないものを持っているんだと思う
しかしその後起きた銃声はまぎれもなくシリウスのものだった
「くっ・・・すいません御主人様、アクセル隊長」
殺傷力のないペイント弾だとしても当たればそれなりにダメージはあるのかラピスは痛みを堪えながら細い声を上げ崩れ落ちる音がする
そのラピスの言葉で彼女がシリウスとの戦いに負けたことを俺は悟った
「よくもラピスお姉ちゃんを!!」
「待てラズリ!冷静さを欠くな!」
アクセルさんの怒号を無視しラズリがフルオート射撃で闇雲に銃を乱射する
───戦場では冷静さを欠き慌てふためいた者から───死にますので
思わず俺の脳裏にはアクセルさんが決闘前に言った言葉が過ぎる、その刹那
「戦場で肉親の名を呼ぶとは愚か者のすることだ!」
シリウスの叫びと共にラズリのフルオート射撃をかき消すただ一発の銃声が響き渡った
「そんな何時の間に背後に・・・っ!!」
結果は歴然、その言葉と共にラズリは力なくその場に崩れ落ちる。アクセルさんの部下であるラピスとラズリを意ともたやすく倒すその技量、もはやシリウスの強さには圧倒されるしかない
「次に仕留めるのはアクセル、貴様だ」
「くっ、このままでは・・・・御主人様、一旦後退します!」
「あ、ああ!」
アクセルさんに言われるがまま俺は半ば駆け足で後ろ向きに全力疾走する
いや本当はもうこのまま走り去りたいくらいだよ
「ぶはっ!はぁ・・・なんとか表に出られたか」
息を切らしながら地面に転がり込みなんとか俺達は灰色の煙幕から逃れることができた、いや多分あの状況シリウスならいくらでも俺達を仕留めることはできたんじゃないかと思う
『おーっと煙幕からでてきたのは御主人様とアクセル隊長のみ!御主人様チームの有無を言わさぬ先手必勝から一転この状況は予想だにしない展開です!』
『えー御主人様は早く謝ったほうがいいですねー』
実況の声がコロシアム内に響く中俺は体勢を戻しながらアクセルさんに問いかける
「な、なんで今シリウスは攻撃してこなかったんですか?」
「御主人様、シリウスは戦場では“殲滅女王”と呼ばれるほどの戦闘狂、一度戦場に出れば敵軍を一人残さず倒さねば気がすまない人です。彼女の思考からすれば今は御主人様を倒すことよりも私を倒すことに意識を集中しているのでしょう」
「それって俺はいつでも始末できるってこと?」
「言い方は悪いですがまさにその通りです、しかし彼女がそのつもりならば付け入る隙はまだあります!」
俺のほうを振り返ることなくアクセルさんは銃を構えたまま煙幕をじっと見つめ答える
「付け入る隙っていっても正面から撃ったって当たりっこない、連携攻撃をするにもラピスさんやラズリさんがいないんじゃ───」
「戦闘状況解析終了。───いえ、まだこちらには御主人様がいらっしゃいます。チャンスは一度しかありません私がシリウスの攻撃を抑えます、その隙を見計らって私が御主人様に銃を渡しますのでそれでシリウスを!」
アクセルさんのいうことはわかる、わかるんだけどこのシリウスやアクセルさん達が戦う中に俺が入ってどうなるものか不安が過ぎる
俺になにができる?俺なんて所詮親の金ではなんでもできるけど俺自身じゃなんにもできやしないんじゃないか?
「大丈夫です、加絵奈メイド長は私を雇う際言っていました。『あんたの御主人様は一見頼りないけどいざとなったらキッチリ決める奴なんだから』と。私は弱い主人には就きません、メイド長のその言葉を信じているからこそ───ここにいます!」
あ、あいつそんな事言っていたのか?それはちょっと意外と言うかなんというか
しかしそれをアクセルさんに問いかけるよりも先にアクセルさんは銃を構え叫んだ
「御主人様!シリウスが来ます警戒を!!」
「あ、ああ!」
アクセルさんの背中に隠れながら俺は煙幕の先をじっと見つめる。灰色の煙幕の中からゆっくりとそのシリウスの姿が浮かび上がっていく
「アクセル、貴様と戦うのは幾度のことか。貴様は戦場で会う度、戦う度に強くなり私を高揚させる。何時我を越える力を持つかな」
シリウスはゆっくりと一歩づつこちらに銃とブレードを構え近づきながら静かに言葉を吐く、それに対しアクセルさんは警戒するように銃を構え叫んだ
「───私はただの敗北者でしかない、だが今回は違う。私と、そして御主人様の二人でシリウスお前を倒す!」
その叫びと共にアクセルさんは手に持ったベレッタM12ペネトレイーターのトリガーを一気に引きシリウスへ向ってペイント弾が飛ぶ、しかし───
「貴様ならともかく後ろに構えている腰抜け御主人様になにができる!!」
シリウスのローラーブースターが金属を削るような音とともに高速回転しアクセルさんの弾丸を縫うように素早く左右へとかわす
ていうか一応俺御主人様だよな?なんか今かなり貶された気がするんだけど
もっと言えばほんの数時間前まで可愛いメイドさんに囲まれたっていうのに本当なんだよ、これ
「アクセル、貴様の命貰ったッ!!」
そんなことを考えているうちにシリウスは一気に銃弾の雨を潜り抜け飛び上がるとアクセルさんに向ってブレードが振りかぶった
「今です御主人様、銃を!」
アクセルさんはそのタイミングを待っていたかのようだった。言葉と共に振り返ることなく銃を後にいる俺へと放り投げる
「う、うおっ重っ!!」
放り投げられた銃を身体で何とか受け止めたが勢いで一瞬よろめく、だがそんなことよりも目の前で今にもシリウスのブレードがアクセルさんの眼前に迫っていくその光景に俺は声を張り上げた
「アクセルさん、危ない!!!」
「お心遣いありがとうございます御主人様、ですがご心配なく!」
しかし俺の焦りよりもアクセルさんは冷静だった、振り下ろされるシリウスのブレードを前に構え───
「意を一にし心を専らにす!」
振り下ろされたブレードを前にアクセルさんの赤い髪が揺れる、その瞬間思わず俺は目を逸らしてしまった
「くっ、まさか我が剣を素手で受け止めるとは!!」
しかし次の瞬間声を発したのは.シリウスのほうだった
ゆっくり目を開けるとアクセルさんがシリウスのブレードをものの見事に真剣白羽取りで押さえ込んでいる
「慢心し、功を焦ったなシリウス!ここは戦場ではない、今の一撃でもし私を切り伏せれたとしてもお前の敗北は揺るがない!!今です───御主人様!!」
「あ、ああっ!」
惚けていた意識がシリウスさんの声で一気に覚醒する、そしてすぐに理解したチャンスは今しかない!と
俺は銃の重さにふらつきながらも周り込み銃口をシリウスに向ける
「ちぃっ!」
「いっけぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
シリウスがハンドガンを向けるよりも速く俺は引き金は引けた───と、思う
「うっうおぉわっ!」
引き金を引いた途端に起こった激しい音と振動に思わず情けない声と共に腰を抜かし地面へと倒れ込んでしまったので正直命中したかなんてわからなかったが
「いってぇ・・・」
「御主人様、お見事です。お手をどうぞ」
「ありがとう、ってアクセルさんその服!」
手を差し伸べてくれたアクセルさんのメイド服にはまぎれもない真赤なペイント弾が付着している、もしかして俺オウンゴール決めちゃいました?
「ええ、戦場ならば私も一緒に死んでいましたね」
そう言うと珍しくアクセルさんは笑みを零した
「“私も”ってことは?」
「御主人様のおかげでシリウスを倒すことが出来ましたよ」
アクセルさんの手を掴み起き上がると片膝をつき苦渋の表情を浮かべるシリウスの姿が目に入った、それでやっと俺が・・・いや俺達がシリウスを倒したことを理解した
「やった、やったのか俺!?」
「その通りです。ですが私がお供できるのはここまで、あとは御主人様お一人で───」
アクセルさんはそう言うとゆっくりと視線を今まさに晴れていく煙幕へと動かす、俺もそれに合わせて視線を動かした
そうだ本当の意味でまだ戦いは終わっちゃいない
「ありがとうアクセルさん、ここまでこれたのもアクセルさんのおかげだよ」
「いえ、御主人様こそ御武運を」
敬礼するアクセルさんに背を向け俺は歩き出す、そして晴れていく煙幕の奥から加絵奈の姿を捉える
「えっ、嘘でしょシリウスが負けた?」
今回の決闘、半ば途中から傍観者となってしまっていたメイド長西条院加絵奈は起こっている状況に戸惑いながら後ずさりする
「残っているのは俺と加絵奈、お前だけだぜ。ペイント弾それなりに痛いらしいから俺としては撃ちたくないんだが?」
俺は加絵奈に向って銃を突きつけながらゆっくりと近づいていく。いくら加絵奈がスポーツ万能といってもこればっかりは避けるなんて無理だと思う、俺がちゃんと撃てれば
「う、ううっ。私の、負けよ」
結局加絵奈はしばらく悩んだ後消え入りそうなくらい小さな声で自らの敗北を認めた。それと同時に静まり返っていたコロシアム内にいままでにない歓声が沸き起こる
『いやぁ今回の決闘は思わず手に汗握る白熱した戦いでしたねー棗さん』
『そうですねーえっとこれから先起こることに関しては、えー『この物語に登場人物は全員18歳以上です』と私から付け加えさせていただきたいですね』
「ええまぁ御主人様もメイド長も高校一年生ですがー18歳以上ということですね、わかります。では五臓六腑家第十三コロシアムより実況担当うるめと解説担当棗さんでお送りしましたーではまたの機会を!」
「───とまぁこれで御主人様の勝ちが決まったわけでして、となるとメイド長西条院加絵奈様、御主人様のご要望どおり押し倒されていただきます」
雅が淡々と告げる中、加絵奈は俺から離れるようにどんどん後ずさりする
「え、ちょ、ちょっと待ってよ、本気なの?」
「当たり前だろ、さぁて覚悟してもらおうか」
銃を捨て両手の指をわしゃわしゃと動かしながら加絵奈との距離を狭めていく
間違いない、今の俺を人は『変態』と呼ぶだろう、だがもうそれでもいい
「はいはいはーい、お待たせしました“五臓六腑家ベットメイキング専属メイド”愛華がお二人のためにベットをご用意しました!」
「ちょっと、余計なことしなくていいわよっ!」
円形をした淡い桃色のベッドが加絵奈の進路を阻むように配置される。どっからどうみてもこれラブホテルのベットじゃないか
「それではごゆっくり御主人様、メイド長っ!」
満面の笑顔で愛華は一礼するとそそくさとその場から離れていく
「ありがとう!いやぁいいメイド達だなぁ、加絵奈も見習って欲しいよ」
「い、いやよそんなの!というかこれ以上近づかないでよバカ!キモイ!変態!」
やけくそになったのか罵詈雑言を加絵奈は飛ばすものの足が震えていてもうその場から動くことが出来ないみたいだ、俺は罵詈雑言を聞き流しながらゆっくりと加絵奈に近づきその細い肩を両手で掴むと───
「加絵奈ぁぁぁっ!」
「きゃぁぁぁっ!」
覆いかぶさるように加絵奈をベットへと押し倒した。
淡い桃色をしたベッド、光沢のあるシルクのシーツに加絵奈の長い黒髪が広がる。それと同時に加絵奈の使っているシャンプーの薔薇の芳醇とした香りが俺を包みこむ
薄いピンク色の唇に高校一年生とは思えないほどの二つの胸のふくらみ、魅力的な肢体に思わず興奮し息を飲んだ
「うっ、うう・・・やめ、てよ・・・」
加絵奈は俺から目を逸らし小さく呟く、その目には薄っすらと涙が滲んでいる
なにをしているんだ俺、好きな子を泣かすなんて最低じゃないか
「加絵奈・・・ゴメン」
思わず言葉が漏れる。加絵奈の涙を見て俺は思わず自分のやっていることの愚かさに気が付いた
「確かにその決闘する前はムカついて本気で押し倒してやろうと思ったけどその、なんだ無理矢理はダメっていうかなんていうか」
「でも私をメイドにしたのってこうゆうことしたかったからでしょ!」
シーツをギュッと掴み叫ぶ加絵奈の言葉が胸に突き刺さる
「ち、違───わないか。そりゃ加絵奈みたいな綺麗で可愛い子とこうゆうことしてみたいってのはあるよ、それはある!」
俺は支離滅裂になりながらも必死で言葉を選ぶ
「でも本当はずっと寂しかったんだ、だから傍にいて欲しかった、いや誰でもいいって訳じゃなくて一杯いればいいっわけでもなくてだ!だからそのつまりあれだ俺の専属メイドは加絵奈さえいてくれればいいんだよ!」
自分でも何を言っているのかわからなかった、ただ加絵奈にはなにかが伝わったのかじっとこちらを見つめると小さく「そうなんだ」と呟き
「大二郎ならいいよ」
と静かに目を閉じた。
頬を少し赤らめ唇を差し出す加絵奈に一瞬驚きを隠せないかったが自然と吸い込まれるように加絵奈の顔に近づいていく
「加絵奈・・・」
「んっ・・・」
加絵奈の口から吐息が漏れ、顔に触れる、心臓の鼓動が回りに聞えるんじゃないかって言うくらい緊張していた
そしてあと数センチで加絵奈の唇に触れるそんな距離で───

なぜか加絵奈の唇に触れるよりも先に加絵奈の拳が俺の腹をおもいっきり叩き込まれた、それはもう抉るような強烈なボディブローで
「あがっ・・・い、いてぇ!!」
「おっと危ない危ない」
思わず声を上げ倒れ込む俺の身体をするりと器用に避けると加絵奈はベットから抜け出す
「か、加絵奈お前どうゆうつもりだよ!」
「どうゆうつもりって今思い出したのよ。あんたが決闘で勝ったら押し倒すんでしょ?それではい、押し倒されてあげたからこれで終了よね、そっから先のことなんて思えば私やる必要ないし」
スカートの埃を払いながら加絵奈はいつもの調子に戻ってきっぱり言い放つ
さっきまでちょっと泣いていたくせにすぐこれだよ
「ちょ、てかさっきの『大二郎ならいいよ』って言ったじゃないか」
「そ、そんなのあんたを騙す演技に決まってるでしょ!てかなに?さっきのプロポーズみたいなの、はっきり言ってキモイんだけど!」
「だからキモイっていうなぁ・・・俺は御主人様だぞ!」
腹を押さえながら俺は反論するが意に返さず加絵奈はスカートを翻すと
「はいはい、私に御主人様って言わせたいなら精々頑張ることね!!」
と小悪魔っぽく微笑んだのであった

                                             

                                                  終わりました


・・・・・・これは酷い、酷い作品が出来てしまった\(^o^)/


自分で自分に感想つけるなら

・後半駆け足すぎだろ・・・jk、念の練りじゃなくて作品の練りがたらねぇよ
・途中、完全にアクセルさんがヒロインやってましたよね?やってましたよね?
・「ゆっくり」って言葉使いすぎだろ、どんなけ少ない表現方法してるんだ?ゆっくりしていってね!!しか浮かばない
・シリウスたんルール忘れるどじっ子メイドですね
・冒頭60ページ不要(キリッ
・オマイラのためにしょうがないからスン止めにしておいた、感謝するように
・でも脳内薄っぺらい本では一線越えてます、間違いなく
・書きたい事だけ書いたって印象、本来なら加絵奈がメイドになったあたりを書くべきだろうに
・タイトル変えるべきだな、んーたとえば「俺のメイドがこんなに生意気なわけがない」的な(パクリかい
・加筆修正は必須、やるかはしらないけど




次回はメイド服とおまじないを更新したいね、なんせ前回から3行ほどしか進んでないのでヽ(;´Д`)ノ !!

私からは以上!
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決戦のバトルフィールドへ
> 死神が鎌を研ぎながら近づいてくるような
> 「戦場で肉親の名を呼ぶとは愚か者のすることだ!」
> 冷静さを欠いた者から死ぬ
この3つは「おおー」ってなったよ。
こんな激しいバトルになるとは思わなかった。

ペイント弾はともかく、ブレードで斬撃とか、ローラーブースター(ハイローラー!?)で高速移動→蹴りとかシリウスさんがやったら死体の山になるんじゃないかと冷や冷やした

> ていうか一応俺御主人様だよな?なんか今かなり貶された気がするんだけど
> もっと言えばほんの数時間前まで可愛いメイドさんに囲まれたっていうのに本当なんだよ、これ
我に変えるタイミングが秀逸。これは笑った。

「ゆっくり」よりカエナが流石に「キモイ」言い過ぎなのが気になった……

「押し倒す」が本当にベッドに倒されるだけってのは理屈は間違ってないし、俺は好きだw

> 真剣白羽取り
シンクロします。
桜井 2011/02/12(Sat)21:47:42 編集
ここはよくある剣と魔法のファンタジー世界by川越
なんだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!
これがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
私のぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!
実力ではないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!
いざっ!!決戦の!!バトルフィールドへ!!!!

>この3つは「おおー」ってなったよ。
>こんな激しいバトルになるとは思わなかった。

死神が鎌研ぎながらやってくるのはよくある表現よね
二つ目はターンAガンダムの「今…女の名前を呼ばなかったかァ?戦場でなぁ!恋人や女房の名前を呼ぶ時と言うのは
なぁ!瀕死の兵隊が甘ったれて言う台詞なんだよォォォ!!」が多分元になってると思う、三つ目はしらんよくある気がする
バトル展開は完全にやりすぎた、そのせいで加絵奈が完全に途中から浮いてしまっていた反省
もっとこう加絵奈が参加できるバトルにするべきだったな!
たぶんもう書かないけどこれ、ネタは二つくらいあるんだけど

シリウスたんは確かに煉獄の影響有るかもヽ(;´Д`)ノ
ローラーブースターでハイローラーみたいなことはできるね、しかも高速回転してるから蹴られたら痛そうだ・・・いや死ぬか

そんなに加絵奈ちゃんに「キモイ」に言わせすぎたか!?
いやでも加絵奈自体があんまり喋ってないからな、でればキモイいうしか役どころがない・・・いいキャラなのに
でも大二郎に対しての好きの裏返しなんですよ、キモイってのは


> 真剣白羽取り
>シンクロします。

室町時代だもんな、そりゃ真剣白羽取りくらいシンクロするわな
あちらではサイジが銃を恰好良くぶっ放したというのにこっちは大二郎が銃を撃ったらへっぴり腰で倒れててちょっと涙目でした、書いたの私だけど
あとどうでもいいけどアクセルさんの元ネタはスパロボにでてくるアクセル=アルマーなんだけどあちらでヘリオスがでましたでしょ
スパロボにもいるんだなヘリオス=オリンパスってキャラがヽ(;´Д`)ノ
うん、ただそれだけでなんかシンクロを感じてしまった(゚Д゚;)
氷桜夕雅 2011/02/12(Sat)22:59:12 編集
高橋邦子は天才だと思う……
カエナがバトルに参加してないのは、確かにちょっと気になるなw
俺が書いてるやつもバトル中、ミカが全然喋らないのがイマイチだと思う

ヘリオスはギリシャ神話から取ってるから被るのは仕方ない。
サイジはバッチリ撃ったけど、厳密には人間じゃないし。

だが、シンクロ問題はまだあるんだよ。
サイジと(後々登場する)ハイカテゴリー生みの親の関係は、
幻とスリティの関係と被ってる!……かも知れない
桜井 2011/02/12(Sat)23:24:42 編集
今日も川越は平和だった
加絵奈「大二郎、エッチ・・・・・・しよっか」
大二郎「加絵奈ちょ、なにいきなり言ってるんだよ!」
加絵奈「「エッチはエッチでもHellのほうだがなぁぁぁーっ!」
大二郎「なんだとぉぉぉ!!アメリカをなめるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

そんな作品を作りたい、天才もとい鬼才だよ高橋邦子は
RPGツクール3のBGM3は今でさえ邦子のテーマといわれているが俺の中では幻のテーマなんだよな・・・(;つД`)
でもそんなことしるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!

ミカ・・・なんだ、ずっとサンカって読んでた私、制裁!!
いいもんね華奢で巨乳の真奈美ちゃんがいるもんね(もうでねぇよ!メイド服とおまじないで出すしかないよ!

>カエナがバトルに参加してないのは、確かにちょっと気になるなw
>俺が書いてるやつもバトル中、ミカが全然喋らないのがイマイチだと思う

でも思い出してもらいたい、消閑の挑戦者はサチのバトル時に小槙はでてこないことに!
・・・そもそもヒロインが別のところにいるんだよなアレ
だから許されるんだよね・・・
守られるだけ見てるだけのヒロインはダメって事か?
戦闘中の非戦闘員の立場ってのはお互い考えないといけないところかもしれないね、出すぎたらテンポ悪くなるしかといって出ないと空気で魅力減だし難しいよね
確かに今のところ三価の印象はツンデレなくらいで薄い感じだな
かといってこいつが急にハイカテ化されて無双されてもなんだかなーとは思うよ
とんでも世界に一人くらい普通の普通の人間がいたほうがいいような気はする
でもヒロインなんだから特別な能力は持っていて欲しいし(ヒロインの涙で復活とか昔はよくやったわ)
そうなるともう一人誰かが必要になってくるのかなぁ

ヘリオスさんもといギリアムさんはやっぱりギリシャ神話が元ネタなのね・・・そりゃ被るわ、スパロボのギリアムさんも別世界から転移したりする人だし

シンクロ問題w
え、問題なんですか!?いやスターシステムが大好きな私にとってはご褒美なんですけどw
しかもまさかの幻とスリティってカクテルパーティかよ!!!

幻はスリティが生み出した自らの分身体でそれがシーラの教会の地下に眠る知識の魔剣ライオットに触れたことで自我をもった存在

ん、んんっ!?元は同じ存在みたいな感じか?ちょっとネタバレやないかーい!!
いやでもセルリアンとクトルル、スレートとベルクソンの例があるしなw
全く予想と違うものがでると期待して待つとしようか
氷桜夕雅 2011/02/13(Sun)00:28:29 編集
ぶっぽるぎゃるぴるぎゃっぽっぱぁーっ!
実はミカなんだ。ちょっと変な名前にしようとしたからしょうがない。

> 守られるだけ見てるだけのヒロインはダメって事か?
> 戦闘中の非戦闘員の立場ってのはお互い考えないといけないところかもしれないね、
> 出すぎたらテンポ悪くなるしかといって出ないと空気で魅力減だし難しいよね
うーん、良いテーマだ。戦わないヒロインの存在感。

> とんでも世界に一人くらい普通の普通の人間がいたほうがいいような気はする
> でもヒロインなんだから特別な能力は持っていて欲しいし
> そうなるともう一人誰かが必要になってくるのかなぁ
ヒロインも特別な能力あるんだけど、一回使ったら普通の人間に戻るとか。
あと、ありがちなのは、回復能力とか、戦闘補助だな。
ありがち過ぎるけどw

> え、問題なんですか!?いやスターシステムが大好きな私にとってはご褒美なんですけどw
> しかもまさかの幻とスリティってカクテルパーティかよ!!!
いや、問題じゃない! ちょっと焦っただけだ。
きっと、全く別物になるからネタバレでもない! 大丈夫! オレ、エッチ、ダイスキ!
桜井 2011/02/13(Sun)19:42:57 編集
俺は庶民の千倍は税金を払ってるんだぞ!千倍早く応答しろよッッッッッッッッッッッ!
ミカ自体は普通な名前だけど感じで書くと珍しい、不思議!

非戦闘員のヒロインのやることなんて
いきなり主人公を庇うとか涙流して主人公復活とかそんなもんだよな
戦闘に詳しいわけでもないから解説役ってわけにもいかないし
考えた結果、私はヒロインを主人公にした(゚Д゚;)

まぁカクパみたいな主人公とラスボスが同一存在なんて結構どこにでもある設定だしな、うん大丈夫!オレ、エッチ、ダイスキ!
氷桜夕雅 2011/02/14(Mon)11:27:56 編集
プロフィール
HN:
氷桜夕雅
性別:
非公開
職業:
昔は探偵やってました
趣味:
メイド考察
自己紹介:
ひおうゆうが と読むらしい

本名が妙に字画が悪いので字画の良い名前にしようとおもった結果がこのちょっと痛い名前だよ!!

名古屋市在住、どこにでもいるメイドスキー♪
ツクール更新メモ♪
http://xfs.jp/AStCz バージョン0.06
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