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日記と小説の合わせ技、ツンデレはあまり関係ない。 あと当ブログの作品の無断使用はお止めください
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今、無性にモンスターコレクションがやりたいんだよねぇ

高校の時のバイト代は全部これに消えてたものです

これが初めてのカードゲームだもんでギャザとかのルールとかはしっくりこないんですよ、今また新しいシリーズが出ているみたいなんだけどちょっと気になるでもなーやっぱり対戦相手いないとな

んでんでんで、なんでやりたくなったかというと当時属性闇をよく使ってたんだけど 闇属性の使い方をですね、なんか当時の私は先生取って殴ることしか頭になくてだ 闇属性にはそういう先制をとる術ってのがあんまりない、さらに能力も普通(自分のターンにしか使えない)だけで対抗(相手の攻撃などに対して先に発動する)のが少なくてぼこぼこにされてたんだけど 闇属性ってそういう戦い方じゃないのよ


メインは手札、山札破壊だと言うことに そうだよ、何であのとき気がつかなかった・・・アンデット系のモンスターとかが死んでも手札払うと手札に戻ったりしたのは負けるの前提でもいいようにだよ

そして一度のターンで一回戦闘したところでは再度戦えない、けど他のところでは戦えるわけだから手札に戻ったアンデットとかを使い回せる(昔はレベル2以下のモンスターは即時召喚っていって先頭が始まってから召喚できた) それ考えたらスケルトンなんて優秀じゃないか、レベル1だし代償無しで手札に戻る

そしてだ当時なんでこいつがスーパーレアなんだよとか思ってた「カースエレメンタル」、あれ相手の手札を見て1~2枚カードを破棄する! どーでもいいところでまず戦闘して相手の手札を見ちゃえばいいんじゃん そこでキーカードを破壊しちゃえば大嫌いな三天使にも勝てる気がする


三天使ってのはあれだ 月天使 雨天使 太陽天使で

月天使が自軍を光属性、敵を闇属性にして

雨天使が光属性のイニシアチブ+1、闇属性をイニシアチブ-1する(先攻後攻決めるダイスロールでこのイ
ニシアチブ修正を加えて結果を出す)

太陽天使が敵の闇属性を全員抹殺という極悪コンボなんですよ
相手は普通にイニシアチブ+3(ダイスで言えば4~9)、こっちは数にもよるけど 同じ三体ならイニシアチブ-3(ダイス出言えば-2~3)・・・ 私のよく使う黒い翼の天使の能力(ダイス目1~3は1、4~6は6に変更)つかっても絶対に先行とれないのよ それを倒してぇ・・・・今もいるのかは知らないけどね

構築済みデッキだけでも買っちゃおうかなぁ、でも相手いないんだよね 画像は帰ってから足しておきますよ、なんていうかほとんどのカードは持ってたから


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あれです、2月19日はSKEの握手会ですよ・・・・ 今回2枚買って、店長から1枚もらったので3枚も握手券があるわけです まぁネットを見てもらえばわかるけど玲奈ちゃんのレーンだけ異常に長いのよね かといって他の子にいくのも・・・・って感じ こうゆうときに同じ趣味を持った友達がいないのが辛いわ
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本当はここで雑談書きたくないんよーやんややんやー♪

なぜならば大事な大事な小説が流れるから!!


・・・でも今はぶっちゃけながしてぇ!!!


一つ前の小説流してぇぇぇぇぇぇっ!!!


な、なんかもっと「ワッフルワッフル!!!」なのを期待してたんだけど・・・あれだ全然ダメだった

夕雅ちゃんエロとか書いちゃダメな子だったわ・・・

あれはね、あれはね、多分「メイドさんがインタビューされながら永遠と胸を揉まれる」というよくわからない動画を観てたからあんなん書いちゃったんですよ

あとアッシュとウィステリアは悪くないんですよ、本当うざいけどアッシュ

どれくらいうざいかといえばSKEの鳥女くらいうざいですよ、どうしたんだよちゅり・・・な感じ

んでもね、んでもね、あのなんだっけなんでアッシュとウィステリアだったかというとですとね

あのループ話、二週目をやろうとしたことがあったんだけどその話も結構酷いのよ

庭師ジェードさんを椅子に縛って目の前でアッシュ、ウィステリア、アザレアでイチャイチャするっていう・・・・



うぉぉぉぉぉぃ!!

またアッシュがうざい展開じゃねぇーかー!!!




うえ-ん助けてセルリアンー!アッシュのやつがメイドさんの胸を揉みまくるんだよー(´;ω;`)

セルリアン「・・・・そういうのとかどうでもいい」

ともかくあれさ、ループ話だからとんでもない展開になってもいーやとか思ったのが発端よ

アッシュは悪くない!うざいけど!


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最近覚えた無駄な区別



・クラウンとピエロの違い

眼の下に涙のマークがついているのがピエロでついてないのがクラウン
ピエロちゃんは『笑われる立場』に悲しみを内包しているから涙が付いているらしい、へぇー
でもピエロってサーカスでも一番うまい人がなるとかなんとか・・・へぇー

・ロケットとミサイルの違い

ロケット・・・まっすぐとぶお!
ミサイル・・・誘導するお!
ミサイルって言うとパトリオットミサイルくらいしか思い出せない、結構日本人ていろんな言語を使うけど
こうゆう明確な違いがわかってないまま使っている所あるよねー

・ウインナーとソーセージの違い

ソーセージはウインナーの中の一部、オーストリアのウィーン製のウインナーがソーセージ・・・・
なんか日本では太さがどうとか書いてあった、卑猥ね!!!

・ジャムとマーマレードの違い

ようはみかんとかオレンジとかだとマーマレード。だ、け、ど気になるー昨日よりもずっとー♪
なんていうか小さい頃の記憶は無駄にあるよね、多分大人になってからは大した記億ないんだろう私

あと最近切ったのはピクニックとハイキングの違い、ようは弁当を持っていくのがピクニックなんだって
この違いってどーでもいい気がするけどね



んまぁ、調べるまでもなくピラフとチャーハンの違いくらいは分かる夕雅でした
コレは意外と簡単だね

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漫画の方は読んだんでドラマの方のホーリーランド久しぶりに観ているんだけどこれはこれでいい!!

なんつーか配役が完璧っていうか吉井と岩戸なんか完璧じゃん、見た目とかもう完璧じゃん

マサキ役の徳山さん、仮面ライダーカブトの時から知ったけどやっぱ格好良いわ・・・

あと漫画でいう最初のワンツーの動く様子が動画で見るとなんかちょっとした講義みたいで

なんか暇な時にやってしまうわ・・・・・

夜の街に繰り出しちまうぜ!!


「あ、あの失礼します御主人様」
ウィステリアは僕の部屋に入ると少し緊張した様子で頭を下げた
「ご苦労様、今日の仕事は終わったみたいだね」
「はい」
「それじゃ、おいでウィステリア」
ベッドに腰掛ける僕が手招きをすると色白の頬を赤らめゆっくりとこちらへと近づく
「それでは失礼します御主人様」
ウィステリアは小さく頭を下げると体を返し僕に背を向ける形で 僕の膝の上に乗る
「これでよろしいでしょうか御主人様」
「ん、そうだな。もうちょっと僕に体を預けて」
膝の上にちょこんと座る形からちょうど僕の股の間に腰掛ける形になるように僕は両腕でウィステリアを抱き寄せる
「あっ、そんなアッシュ御主人様」
「いいからいいから、疲れているだろう?僕を椅子かなんかだと思って」
「・・・・はい」
ウィステリアが体を預けるのとほぼ同時に僕はその長く美しい黒髪に顔を埋め、首筋からゆっくりと体に触れていく
細い肩から腰のくびれ、太股へと焦らすように
「あ、んっ・・・・」
時折彼女の口から漏れる吐息を楽しみながら僕はいじわるく耳元で囁く
「さて、ちゃんと準備をしてきたかいウィステリア」
「・・・・。」
その言葉に彼女は無言のまま頷くと白いブラウスの胸元のボタンを外していく、すると控え目な性格とは全く反対の大きく主張された乳房が姿を見せる
「言いつけ通り今日一日、下着は着けていません」
「そうだよね、でもあんなに気にしながら仕事していたらアザレアやシェードは気がついてたかもしれないよ」
「そ、そんな・・・・」
恥ずかしそうに顔を背けるウィステリアをよそに僕はその柔肌の産毛に触れるか触れないかの感覚で撫でる
「特にシェードあたりは今頃、淫らな君の姿を想像してお楽しみかもしれないね」
「んっ・・・・はぁっ、そんなこと、い、言わないで・・・・ください」
手のひらに収まりきらない乳房に指を埋め、優しく揉みしだく
彼女の乳房は大きさもさることながら指に吸い付くような感触と押し返してくる弾力が最高であった。たがそれだけではない
「んっ・・・・んんんっ・・・・」
ウィステリアは胸が性感帯のようで少し触れるだけでものすごい感じ方を見せる
それを袖を必死に噛み、僕の責めに耐えている姿が実に愛らしいのだ。その姿はどんな彫刻よりも美しく、その声はどんな音楽よりも僕を魅了する
「我慢しなくてもいいんだよウィステリア、声を聞かせて」
「そ、そんなこと・・・・したら、んっ、誰かに・・・・んんんあんっ!!!」
僕が乳首をツネリあげると堪らず彼女は声をあげる
それがいいんじゃないか、もし扉の前で聞き耳を立てているのなら聞かせてやてやればいいし窓から覗き込んでいるのなら見せてやればいい
ウィステリアは誰にも渡さない・・・・!!
「ウィステリア、君は僕のものだ。そうだよね?」
「は、はい・・・・わ、私はっ・・・んんっ、アッシュ様の、もの・・・で、すっ」
彼女の言葉を聞いて僕は最高の気分だった。
「よく言えました。それじゃ今日は特別に御褒美をあげよう」
「え、御褒美・・・・ですか?」
僕は指の動きを止めるとポケットから小さな小瓶を取り出す
「ちょうどこの前エルフの行商人から買ったものがあってね」
そう言って指で小瓶の蓋を弾くとウィステリアの胸元へと垂らす。液体は透明だが粘性があるようでゆっくりと落ちるそれを
彼女は不思議そうにまじまじと見つめていた
「ひゃっ、冷たい!」
液体が肌に触れた瞬間、その冷たさにウィステリアは小さく声をあげる
「ごめんねウィステリア、人肌に温めたほうが良かったかな」
「いえ、すいませんちょっと吃驚しただけです。御主人様、お心遣いありがとうございます、もう大丈夫ですのでどうかお続けになられてください」
ウィステリアはそう言うと僕の手を掴み、自らの胸の谷間へと


(全てを読むにはワッフルワッフルと書き込んでください)


                            



                                                みかん
ようやくここに出会い系サイトからの迷惑メール攻撃が終結した!!

ぶっちゃけ言うと穴掘りシモンのサイト以上に面白いネタを持っているサイトはなかったねぇ・・・・


一時はヤフーの受信拒否件数も限度の500件一杯に使っても送ってきたたけど今や70件で全ての迷惑メール

を防げているのだ!!

ちなみにこの70件のほぼ半数が穴掘りシモン先生のいるサイトと同じ管理会社である

なぜわかるかというと穴掘り先生のサイトの被害?サイトに貼られているURLを今現在クリックすると
この70件のうちの一つのサイトにいきなり飛ぶ、正確に言えばグ◯マスからのメールのURLを踏むとセレナー◯ってところにたどり着く、そしてそこと同じサイトデザインのサイトがいくつもあるのである
こいつらだけはよっぽど私がここでメールを晒したのがくやしいのう、くやしいのうなのかいくら対処しても
なかなか退会にしない、困ったちゃんなのだ
まぁそれでもまだこいつらは優しい方、一時間に一通アドレスが一個だけで全部のメール送ってくるからだ
うざい所だと受信拒否してもアドレスを変えてくるから困る


さて、これは著者の経験であるが(最近ホーリーランドを再び全巻読んだので口調を真似る)
これらの迷惑メールの対処の方法には色々とある


まず手っ取り早い方法がサイトのメールアドレス変更で捨てアドにしてしまうことだ
こうすれば後はおちょくるなり放っておくなり好きにできるし、なによりも複数アドレスからの迷惑メールも
見てなければ全然痛くないのである
著者はよくこの状態にしてから徹底的にサイトを攻撃する、そうした努力もあってかいまやこの捨てアドの方
も迷惑メールゼロである
しかしこのメールアドレス変更ができないサイトというのは厄介である。無駄にメールクライアントを開かせる
サイトなんかはURLからアドレスを入手しYahooメールなどで送信すれば対処はできるが
サイトのお問い合わせから変更やそもそもメールアドレスが変更することができない所は別の方法を使うしかない

サイトの形態にもよるがまず無料ポイントがいくらかある。普通に即会い!だとか謳っているサイトでメールを
してみるとポンポンと話は進むのだが肝心な所でポイントが尽きるようになっている
例としては待ち合わせ場所を決めた所で「なにかすぐにわかる目印みたいなのってありますか」だの
「時間をちょっと遅らせてもらえませんか」だの、とにかく無駄なポイント消費をさせるのである
そしてこれらのメールを無視すると「信用できなので帰ります」となるわけだ
つまり無視しないとなるとお金を使ってポイントを買うしかない、これが奴らのやり口である
また優良会員ゲストとかでメールのポイントを消費しないサイトはいいところまで行くと「優良会員ゲストでなくなる」だったり「急にサイトがポイント制になっちゃいました!」と言った感じである。まぁこっちのほうがおちょくるのには最適である。余談ではあるが著者はよくこの迷惑メールの待ち合わせ場所に「刑務所」の住所を入れたりする
「そこの中で待っててください!」というとなんの疑いもせずに「なかで待っているんですけどまだですか」なんてメールが来る。どうやって刑務所の中に入ったかは知らないが一生入っていて欲しいものである
話がそれてしまったがこの無料ポイントを使うのも手ではある、これらのサクラはバイトが履歴を見ながらポチポチ送っている。つまり仕事なのだ、メールは間違いなく確認している・・・・なのでそのメールに



罵詈雑言を浴びせまくるのだ!!!

こうすると反応は様々で一応サクラの振りする「何言っているんですか?」から開き直って「死ね!」とかいってくる輩まで・・・・そうしてしばらくすると金が取れないとわかったのか不正アクセスですといって退会扱いになるのだ
まぁ罵詈雑言でもいいんだが経験上一番いいのが「消費者センター、警察に通報する」なにか知らないが
散々の罵詈雑言でメールしても無視してきたのがこの上記の言葉を入れただけで一瞬で不正アクセスになったことがある、それだけ効き目のある言葉といえる

しかしそれでもダメだったりポイントがなくなってしまったりするとこの方法は使えない
ではどうするか・・・・サイトのお問い合わせにメールをしまくるのだ
サイトのお問い合わせというのはポイントを消費せずにメールができるのが利点だ、だからポイントなどを気にせずに徹底的に罵詈雑言を送信することができる・・・・だがそれ故に連続でメールできないようにサイト側も手を施してある場合が多い。それでも全く送れないわけでもないので困ったら使ってみるのも手だ
この時に退会希望のメールを出してもいいがまず対応されるのは稀、「翌日処理されます」なんて言っておいて次の日も平然とメールがくることが多い。しかしながら送らないことに越したことはないのでまず最初に退会希望メールは出しておいたほうがいいだろう
これは著者の経験からなのだがこのサイトへのお問い合わせの用件で一番効果的なのが「入金確認メール」であると思う。これは銀行などでサイトへ振込(絶対にやってはいけないことだ)をした後ポイントを反映させるためにサイトに問い合わせるためにあるのだが退会希望メールなんかよりもこちらに罵詈雑言などを書き込んだほうが相手に効果があると思われる
奴らはお金を目当てにこんなサイトを開いているのだから入念にチェックしているはずなのだ
そのメールに罵詈雑言が書かれていれば「こいつからは金を取れない」と判断され不正アクセス、退会になれるという寸法だ


とにかくこういった出会い系サイトにもし困っていたらこの記事を参考にしてみるのも手だろう
天城さんに初めて合った日、それはオレが国枝実と対峙して『友達』から『奴隷』になった数週間後のことだった
「・・・・・・。」
バー『リフレイン』のソファに座り、オレは目の前で札束を数える国枝実をじっと見ているしか出来なかった
薄暗い店内に淡く光る青いネオン、周りには国枝の私兵といえる不良たちが取り囲みニヤニヤと不敵な笑みを浮かべている
「え、ちょっとあの話がちが・・・・」
「いいからいいから、楽しいことしようぜ」
時折脇の通路半ばを強引に若い女性を連れた男達が通っていき奥の部屋へと消えて行く。そこでなにが行われているのか、そんなことここにいる連中に聞かなくとも想像するに及ばない。そしてそこには伊波早苗さんもいるんだろう
でもオレはただそんな現状を目の辺りにしてももはや歯向かう気もなくなってきた
「んー昨日の売上214万か、なんだかんだで結構稼いでいるじゃないか。ほらこれが今回の取り分21万と今日売るクスリだ」
国枝はそういうとオレの目の前に雑な感じで万札とクスリを差し出す。今となってはなんで国枝がこうしていたのかはわからないが国枝は奴隷扱いになってなおオレにちゃんと薬の売人としての給料というものを払っていた。
オレは黙ってそれを受け取るとジャンバーの懐に入れ席を立つ、煙草と酒の匂い入り混じった匂いと時折奥の部屋から聞こえる女性の助けを求める声そんなのをいつまでも聞いていたくなかったんだ
「・・・・行ってくる」
それだけ言って足早にオレはその場を後にした
「くっ・・・・」
『リフレイン』の扉を開けると一気に眩しい光が飛び込み思わず顔をそむける、なにかその光は物凄く厳しいものに感じられた。目を擦りながら階段を降りるとクスリの売人の定位置である『リフレイン』の建物と建物の間、細い路地の入り口に身体を滑り込ませた
「ふぅ・・・・」
深く息を吐くと目の前の壁をじっと見つめる。別に売り込みなんてしなくていい、ここでじっとしていれば自然と客はやってくる。この街に国枝実が持ち込んだクスリというのはかなり広まっているようだ、いや他人ごとのように言っているが
オレだってその悪事に手を貸してしまっている
ただ国枝には「警察にでも駆け込んだらお前だけじゃなくて家族も魚の餌になってもらうからな」と脅しをかけられている以上やるしかなかった
「なぁアレ、分けてくれよ」
しばらくしてサラリーマン風の男に声をかけられた、見た目こそスーツを着てサラリーマンだがその瞳は暗く髪もボサボサでだらしない。人差し指と小指を立てお札を差し出す男にオレは黙って懐のクスリを渡し、金を受け取る。この指を立てるやり方は国枝が考えたクスリの種類を表すルールだ、その中でも今この男が出した人差し指と小指を立てるのはクスリの強度が一番高いものを表している
「へへへっ、ありがとよ」
男は不敵な笑みを浮かべながらクスリを懐にしまい込むとそれだけ言って辺りを気にするように立ち去っていく。きっとこの人もクスリなんて使わなければ真っ当な生活をしているんだろうけど・・・・だからってオレになにかできるはずもない
親友だと思っていた奴を止めることもできないオレに今更なにができるっていうんだ
「はぁ・・・・」
オレはフラフラと歩き去る男の背中を一瞥すると再び壁に背を付け大きく溜息をつく
あの一件から大学にだってまともに行っていない、一体オレはなにをやっているんだ?
「・・・・あのぉ?」
だからって国枝に反旗を翻した所で結果は見えている、じゃあなんだオレは一生あいつの奴隷ってことか?
何度となくそんなことを考える、その度に自分の無力さに打ちひしがれるしかない
「・・・・ちょっとぉ」
オレにもっと力があれば、国枝を改心させ伊波さんを救えるというのに
「・・・・聞いて」
「え、うわぁ!」
急に袖を掴まれて思わず呆けていた意識が戻る。いつのまにか目の前には物凄く特徴的な女性が立っていた
特徴的、それはもう特徴的だ。肩ほどまで伸びた玲瓏な黒髪に対照的な色白の肌、なによりもその服装・・・・黒を貴重としいたるところにレースやフリルが付いたゴスロリっていうのか実際初めて目にしたが兎に角なんとも目立つ服だった
「い、いきなりなんなんですか!」
「・・・・いきなりじゃないです、三回は話しかけました」
ギュッとオレの袖を掴んだまま答える彼女、可愛い子ではあるがちょっとこの状況はよろしくない
「いやあの、オレになにかようですか?」
とにかくこの彼女との会話を早く終わらせたかった、なにより彼女のその姿は目立つ。オレみたいなクスリを売っているような卑しい仕事をしている人間からすれば周りから目立つというのはいい状況なわけがないんだ
「・・・・えと、友達にクスリを買ってこいって言われて。でも名前とか覚えてなくてクスリ見たらわかると思うから見せてもらえますか」
「あ、ああ。ならもうちょっとこっち路地の奥の方で話しませんか?」
オレは辺りを気にしながら自分の背後、人一人がようやく入れるくらいの細い路地裏を指差す。人通りは少ないとはいえさすがにこの場でクスリを出すのは避けたかった
「・・・・わかりました」
オレの提案に彼女は少し戸惑いを見せたがしばらくして小さく頷いた。オレはこのとききっと彼女はいじめられてクスリを買わされているんだろうななんて思っていた、なんだろう初対面だけど友達と一緒になってクスリをやるような子には見えなかったんだ
「えっとそれでクスリの種類なんだけど」
路地の奥へ五歩ほど歩いて振り返る、手のひらには何種類かのクスリを乗せて。本当はこんな子にクスリを売るのは気が引けるんだがクスリを持ってこなけばいじめられるんだろう仕方ないな・・・・と、想像していた、けどそれはもう勝手な想像だった
彼女は無表情のままキラキラとデコレーションされた携帯電話を耳にあて誰かと話している
「え、あのちょっと?」
オレの言葉に反応したのか彼女は一度携帯電話を耳から離しオレの手のひらにあるものを一瞥すると
「・・・・間違いない、クスリ持ってる」
と、再び携帯電話を耳にあて喋りだす。それはもうあまりに淡々とした様子でなにを言っているのか理解するのに時間がかかった
「えっ、あ・・・・まさか!」
オレは本当に間抜けだった、気がつくのが遅すぎる。彼女はいじめられて嫌々クスリを買いに来た可哀想な子、なんてのじゃない!
踵を返し振り返らず一気に駆け出す、初めからこうするのが目的だったんだ。この狭い路地裏に入ったこともオレを追い詰めるため・・・・あの異様な格好、ゴスロリだって油断させるためだったんだ
薄暗くジメジメとした路地裏、今まで奥まで入ったことなんてない。抜ける道があるのか、それとも行き止まり?
そんな不安がよぎりながらもクスリを握りしめたまま必至に走るしかなかった。ここで捕まっちまったらそれこそ最悪な結末が待っている
「で、出口か・・・・!?」
入り組んだ曲がるとすぐ先に光が見える、路地裏から出て人ゴミに紛れてしまえばまだなんとかなるかもしれない
そんな細くて淡い希望の光、それに少しでも近づこうと手が伸びる───
でもそれは今のオレには眩しすぎる光だったんだ
「残念ながら、そうはいかねぇんだよ」
何者かの声と共にその光が遮られる。一人の男がそこに立っていた、黒いスーツに黒いサングラス口元には煙草を咥えオレの進行を阻もうと構える
きっとあのゴスロリ彼女の仲間かなんかだろう。けど止まるわけにも行かなかった、他に道はない!
「どけぇぇぇぇぇぇっ!!!」
オレは大きく振り上げるとその男に殴りかかる。そのときはオレまだ知らなかった、目の前に立つその男が高校時代に全国制覇をし硬派のカリスマと呼ばれるものすごく強い人だってことに
「がはっ・・・・!」
当然、オレの拳なんて当たるわけなかった。というよりも自分がなにをされたかもよくわからなかったんだ
気がついたときにはオレの体は、まるで蹴られたボールのように宙に舞い上がっていたのだから
・・・・ああ、人間ってこんなに高く飛べるんだな
そんなどうでもいいことが頭を過ってオレは意識を失った。
プロフィール
HN:
氷桜夕雅
性別:
非公開
職業:
昔は探偵やってました
趣味:
メイド考察
自己紹介:
ひおうゆうが と読むらしい

本名が妙に字画が悪いので字画の良い名前にしようとおもった結果がこのちょっと痛い名前だよ!!

名古屋市在住、どこにでもいるメイドスキー♪
ツクール更新メモ♪
http://xfs.jp/AStCz バージョン0.06
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