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日記と小説の合わせ技、ツンデレはあまり関係ない。 あと当ブログの作品の無断使用はお止めください
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リスティア=リースリング
 
ハームステイン都市部から少し離れた何もない砂漠、日もすっかり落ちてあたりは闇に包まれ
ていた
少女は一人小高い砂丘の上で佇んでいる、見たところその姿はかなり幼く頭からすっぽりと被
ったローブが地面をするほどだがそれに似合わず少女の顔は燐としたものだった
「……遅い」
砂漠の夜は昼間とはうって変わりひどく冷える、少女は小さく呟くと軽く身を震わせて片手に
もった杖で砂の地面に術式を描いていく
術式〈砂目録〉と呼ばれるその術式は砂を介して遠方にいる人間の状況を見ることができる大
陸では第二級術式と呼ばれるほどの高度な術である
「…もっと一杯抜いておいても良かったかも」
地面に幾何学模様を描きながら懐から綺麗に折りたたまれた紙包みを取り出し広げた、そこか
ら覗かせていたのは誰ともわからない数本の黒く長い髪の毛、少女はその魔方陣の中心に作っ
た窪みに落とすと杖でその髪の毛を砂にかき混ぜる
「これくらい……」
少女が息をつき集中すると盛り上がった砂の上に杖を突き立て両手を広げ念じる
「ジミモデ・エカクージアィ・テンゲ…」
呪文を詠唱すると共に砂に書いた魔方陣が蒼く光りだし辺りを照らす。突き立てた杖がゆっく
りと宙に浮いていき、魔方陣の内側にゆっくりと人影が写ってきているのがわかった
「おおっとそっこまでなんだよねぇ~」
突然少女の背後から声がした。
「──!?」
「『ジ・エンド」だぜぇ~」
少女が振り返ろうとした瞬間強烈な音と共に突風が彼女を襲う。少女の小柄な体はいとも簡単
に風によって吹き飛ばされ砂丘の上を転がった
「うっ……誰?」
なんとか受身を取って立ち上がる少女の目の前には一瞬黒い淵の広い帽子に黒いコートをはお
った長身の男と、突風の攻撃を受けたせいだろうか杖が折れたせいでその輝きを失っていく魔
方陣が見えたがそれらはすぐにまた闇の中に消える。
夜の闇のせいというだけではなくなんらかの魔導アイテムによって周りいつのまにか人工的な
闇を作り出しているような感じだ
「ふふぅ~ん、お嬢ちゃん俺の名前を知ったら死ななきゃならないぜぇ?」
再び闇に染まった砂漠で顔こそはっきりとは見えなかったが口から見える白い歯が不敵に笑う
「先に聞いておくけどぉ~お嬢ちゃんリスティア=リースリング、間違いないよねぇ~まぁこ
の俺が間違えるわけないんだけどねぇ~。もし間違って未来のある若者の命を摘み取っちゃぁ
可哀想だからねぇ~!!そう思うよねぇお嬢ちゃん?」
「…お嬢ちゃん、そういう言い方嫌い。私はリスティア=リースリング、あなたは一体誰?」
おそらく同年代の少女なら震えて声もでないだろうがその少女──リスティア=リースリング
──は毅然と答える
「やぁっぱりリスティアちゃんだぁねぇ~。ああ俺の名前?そんなに知りたいなら教えちゃお
っかなぁ」
暗闇に男の陽気な声が響く、だが静かになにかかが装填されていく音をリスティアは聞き逃さ
なかった
「俺の名前はホーク=シュワルツ=グレッグマン、若いお嬢ちゃんには悪いけどねぇ一応暗殺
依頼が来てるんで死んでも貰おうかなぁって」
「……誰の依頼?」
「んん~それは教えられないねぇ、でもお嬢ちゃんも本当はわかってるんじゃぁないかなぁ?
関係ないのに余計なことに首突っ込むもんだからこうやって狙われるんだぜぇ~これでお嬢ち
ゃんの命も『ジ・エンド』になっちゃうんだねぇ」
男の声のするほうから何かの鍵が外れるような音がする、それが大陸でも珍しい銃と言う武器
で今それがリスティアに向けられているのがわかった
だがリスティアはじっとグレッグマンがいるだろう暗闇を見つめたまま動かない
「まったくもって物分りのいい子だねぇ、そのままじっとしてくれてれば苦しまずに逝けるか
らねぇ~」
ゆっくりとグレッグマンが狙いを定める。だがリスティアはただじっと殺されるのを待ってい
たのではなかった……術式〈砂目録〉によって魔力を帯びた砂、それが先程の攻撃で宙に舞い
上がり、その砂を通じてグレッグマンの位置と動き把握していたのだ
リスティアが目をゆっくり閉じるとその脳裏にはリスティアから大体150カルト離れたとこ
ろにいる、そしてもう一人誰かがこの砂漠を走ってきているのを感じていた。
夜の砂漠とはいえ砂の上を走るのは相当体力を消耗するため普通ならそんなことはしないはず
けれどリスティアには一人その人物には覚えがあった
「体力馬鹿で遅刻魔………」
「そいじゃ『ジ・エンド』だぜぇ!!」
リスティアがぽつりと呟いたとほぼ同時にグレッグマンの銃の撃鉄から激しい音共に弾丸が打
ち出される、しかしリスティアは逃げることも身を守ることもしようとはしない
「リスティ、伏せろ!!」
叫び声と共にリスティアとグレッグマンの間を何者かが飛び込んでくる。次の瞬間、激しい金
属同士がぶつかる音とともに放たれた一瞬の光がもう一人の人物を照らし出した
「な、誰だぁ?あんたはぁ?」
突然の斬撃にグレッグマンが驚きの声を上げる、だが返ってきたのはあっけらかんとした声だ
った
「弾丸を斬るのは嫌いだねぇ、刃こぼれするから…ってあっちゃーこれ安物だから次やったら
折れちゃうな一度やってはみたかったんだけど」
「……妖花、遅すぎ一時間二十八分三十九秒の遅刻。なにしてたの?」
「いやぁ創作パンとかいうのがあってさそれが不味いのなんのって、調理学校の生徒やってた私からすればさほっとけなかったの、まぁ肝心なときに戻ってきたんだから許してよ」
まるでつまみぐいを謝るような軽い口調で言うと妖花は深呼吸をする
水栗妖花、リスティアがと一緒に旅をしている仲間である。
彼女はリスティアのいた世界とは別の世界からやってきた人間でなんでも自分の弟子の不確定
な能力のせいでこの世界に来たということくらいしかリスティアは知らない
リスティアと妖花の出会いには一悶着あったのだがそれはまた別の話である、だがパーティを
組むようになってからもそのチームワークは微妙で先程もとある計画のために妖花に動いても
らったのだが戻ってくる約束の時間にも戻らなかったため妖花から出発する前にもらっておい
た妖花の髪の毛を使い術式〈砂目録〉で居場所を特定しようとしていた所だったのだ
「俺の弾丸を切り裂いただと、この闇の中で……」
闇の中でグレッグマンが呟く、その声は明らかに苛立っているようだった。それもそのはずこ
の暗闇の中でただでさえ動きを捉えることの難しい銃弾を斬り抜くような人物が突然乱入して
きたのだから、少なくとも二対一の状況で戦うことをグレッグマンは予想していなかった
「あ、そういえばあいつ誰?」
「……敵、どうせ妖花にいってもわからないからとりあえず敵です」
「了解っと、まぁ夜も深まってまいりましたしさっさとけりをつけようじゃない」
妖花は銃弾を斬ったことで欠けた剣をしまいもう一振りの刀を抜くが当のグレッグマンのほう
は未だ妖花の登場についてこれていなかった
「んぁ?確かリスティア=リースリングはサイル=イージスと行動してるってのは資料にあっ
たけどよぉ~女剣士なんてのは聞いちゃいねぇぜぇ~!!サイルがいないうちを狙ったのによ
ぉ~~~!ええい聞けッ!そして答えるんだねぇ~剣士の姉ちゃんあんた何者だぁ!?」
「一応あたいも女の子なんだけどさ、それって女の子に名前を聞く態度?まぁいいけど、あた
いは水栗妖花、水栗流剣術の使い手さ」
「え、なんだって?荷造りぃ洋館?聞いたことないねぇ~」
「荷造りじゃないてっの!みーずーくーり!あったまくるなぁ、覚悟しなさいよあんた」
勢い立つ妖花だがリスティアはグレッグマンが少しずつ後退しているのに気付いていた
「水栗だが荷造りだか知らないんだけどねぇ、暗殺者は確実に殺せるときじゃないと戦わない
んだねぇ~まぁ今回は運が良かったねぇリスティアたん」
「……その言い方も嫌い」
「ま、待ちなさいよ!」
「待てないねぇ~待てるわけないねぇ~!!んじゃまぁそういうことでぇ~」
突如としてリスティアの砂のレーダーからグレッグマンが消える、おそらく空間転移系の魔導アイテムを使ったのだろう…妖花も目視で消えたところを確認したのか軽く舌打ちをして刀を収めた
「まったくなんなのよあいつはぁ~」
「…あれは今のところほっておいても大丈夫。それより妖花、彼女はどうだった?」
「ん?どうって言われても普通の女の子じゃない、まぁあんたの言うとおり姫奈と紫音の妹も
いたけどさぁ…。あの子がそんなに大事なわけ?」
リスティアは妖花に今回の事についてなにも話してはいない、理由は妖花に教えてもわからな
いだろうからということになっているが妖花に話したら猪突猛進に行動しそうだからと言うの
が本当の理由だ
「それで他に気がついたこと、ない?」
「気がついたことねぇ……あ、そういえばあの子記憶喪失とか言ってたけど」
「……記憶喪失、それなら」
──記憶喪失、その言葉のおかげでリスティアの心の中で一つの疑問が弾ける。
それだけでもこうして妖花を接触させた価値がある、そしてリスティアは次に自分達が取るべ
き行動を導き出す
「妖花、今からグバルディン闘技場に向かうから」
「ぐるばでぃん…?ってまさか今から西の大陸に戻るわけ!?ちょ、今真夜中よ?」
「…時間、ないから」
大声を上げる妖花を一言だけ呟くように言うとしてリスティアは歩き出す、あまりに妖花の反
応が予想通りで少しリスティアには物足らなかった
「あーあーまったく、あのロリコンサイルどうゆう教育してんのさ」
妖花は今はいないもう一人の仲間の事を愚痴りつつ、しぶしぶリスティアの後を追うのだった

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ジーク=ダットリー
 
ジーク=ダットリーは悩んでいた。
一つはこの今ジークの目の前に座って微笑を浮かべている女性、夜風紅葉…
『アクロポリス』の仕事で謎の建造物の調査をしていたジークがいつのまにか入り込んでしま
った空間?に紅葉は住んでいる。最初こそ友好的に話は進んでいたのだが今現在軟禁の状態で
ほぼ二日という日が経っていた、ほぼというのはこの今ジークが軟禁状態にされている部屋に
は時を刻むものがなにもなく更には部屋に窓のようなものが一切ないためジークの感覚での二
日である
「これはこまったぁ…」
ジークは手に持ったカードをまじまじと見つめながら呟く、もう一つの悩みはこれだ
金色の茨と銀色の茨が絡みつくような装飾が施された手のひらほどの大きさのカード『コンフ
リテック=タロット』、五十枚一組のデックで行われる今大陸で一番人気のカードゲームである
カードゲームとしての面白さもさながら数多くの絵師によって描かれている美麗なイラストが
人気の秘訣でジークの周りでもこのカードゲームを集めている人は多い。
そのカードゲームを今ジークは紅葉と対戦していた、ガラス張りのテーブルに何枚ものカード
が並びジークはそれを張り付くように見つめる
「ジーク君もしかして帰りたくないからわざとまけてるのかな?」
「いや、んー結構本気なんだけどなぁ~まじそろそろ帰んないとやばいんだよねぇ」
後ろ首を掻きながらジークはテーブルの上にカードを一枚出す
この軟禁状態、一度はジークは紅葉に剣を向けて脱出することも考えたのだが紅葉の様子から
見るにジークに危害を加えるような感じでなくどちらかというと純粋に遊び相手を探すような
感じであったためジークは彼女に剣を向けるようなことはせずに平和的解決を望んだ
そもそも勝手に入ってしまったのはジークのほうだったわけだし『むやみやたらに争い事をす
るな』、これがジークの祖父の教えの一つでもあったからだ
「あら、ゲームに勝ったら開放してなんていうからすごい自信があるのかとおもったのに」
そもそもこの「ゲームに勝ったらジークを開放する」なんて提案をしたのはほかならぬジーク本人である、だが結果は無残にも連戦連敗…意を決したジークは自信作のデック『最終皇帝デ
ック』を取り出したのだが戦況はあまり変わらず今回も敗戦濃厚の展開になってきていた
「むむむ、この一枚に全てをかけるッ!いっけぇ俺のラストエンペラー!!」
最終皇帝が描かれたカードを場に叩きつける
「それじゃ私はこのカードで、まぁいつまでも降参しないジーク君への決定打かな?」
「な、死の女神なんてのがまだあったとは…あ~ダメだまた負けたぁ~」
思わずジークは天を仰ぐ、最後まで粘るつもりでいたが紅葉の出したカードを相手にするには
もはや手札も山札も少なくやむなく降参をするしかなかった
「フフ、これでしばらくはまたジーク君を独占できるわ」
自分のカードをしまいながら紅葉が微笑む、普段は妖艶な雰囲気の紅葉だが笑うときだけはま
るで子供のような愛くるしい笑顔するのをジークは少し気に入っていた
「それじゃ私はまた人形造りをするけどジーク君も来る?」
「あ、うん…ここ紅葉ちゃんしかいないから一人だと退屈なんだよね」
「そう?私はいつも一人だからジーク君みたいなお客さんが来てくれると私は嬉しいわ」
「そ、そう?」
ジークは紅葉のほうを見ずにカードをしまいながら返答する、紅葉の言葉にジークの心の中に
複雑な想いが生まれていた
「それじゃ行きましょうか」
「あ、うん」
ジークが自分のカードをしまい終わったのを見ると紅葉は踵を返して歩き出す、ジークも後を追う
石畳の廊下を二人の足音だけが静かに響いていく、ジークは紅葉の後姿を見ながら考えていた
──彼女は一体どうしてこんな空間で一人人形を作り続けているのか?
ジークが最初にきたときに思った「ここに住んでいるのは人形造りが趣味の可愛い女の子」と
いう予想はあながち外れてはいなかったのだがそれにしては紅葉は人形を売って生計を立てているような様子でもない他に仕事をしているような雰囲気でもなかった、とてつもなくお金持
ちなのかもしれないが本当に趣味だけで人形を作っているのか疑問だった
なにより紅葉のような綺麗な女性がこんなところに閉じこもってるのはなんだか勿体ないようにジークは思う
疑問はそれだけではなかった
紅葉とはじめて会ったとき紅葉はジークに対して「久しぶり」と言ったこと、未だにジークは
彼女と昔会った記憶というのが思い出せていない。人違いというのも考えたが紅葉がジークの
能力を言う前から知ってたいう点から少なくとも人違いではないはずである
「さて今日でそろそろもう一体できる頃かしら」
紅葉が木製の重い扉を開けると人形が騒然と並ぶ部屋が広がる。ジークの記憶だとこの部屋が
紅葉と最初に出会った部屋である
紅葉は部屋の奥から造りかけのの体の左半身が欠けた人形と人形のパーツの複数入ったケース
を取り出してくる、ジークは近くにある椅子を乱雑に引っ張り出して紅葉の側に座った
ジークが知っている限り紅葉はジークといるとき以外はずっとこの部屋で人形を造っている
彼女の造る人形はすべてにおいて精巧で秀逸、それはジークのような素人の目でもわかるほど
の素晴らしいできなのだが、だがそれでも紅葉に言わせるとこれらの人形は未完成だというの
心がない……
紅葉の造った人形達には心がなくそれゆえ全ての人形のパーツを組み立てたところで完成はし
ないというのだ、そして心を与えられた人形はほとんど普通の人間と同じように考え、行動が
できるらしい
「……心かぁ」
ジークは紅葉が人形を組み立てる中独り言のように呟く
「そういえば昨日やったあの実験どうなったの?」
心のない人形、その話を聞いたとき真っ先にジークが思いついたのが人形にジークの能力で記
憶を与えるというものである。記憶があれば人格という心がそこから生まれてくるんじゃない
かという考えだった
そして紅葉の作った完成された人形、そのうちの二体にジークは記憶を与えてみた
一人はスリティ=クレイド、東の大陸ウイングガルドの三大国の一つフランク皇国を一夜にし
て壊滅させた暗黒騎士である。ジークは直接面識はないのだが紅葉の持ってきた資料の記録をジークが記憶し、そして人形にそのジークの記憶を与えた
もう一人はティア=マローネ、ジークがアクロポリスで契約社員として働くきっかけとなった
少女だ。彼女の記憶を人形に与えようとした理由は特になかった、あるといえば彼女ティア=
マローネがジークの記憶の中で強く残っていただけである
「私も上手くいくと思ったんだけどね、結局駄目だったみたいなの。だからしょうがないけど
廃棄したのよ」
紅葉はジークのほうを振り返ることなく答える。確かにジークが記憶を与えた二体の人形は部
屋の中からいなくなっていた
「初めての試みだったから失敗しても仕方ないわ、次は上手くできるようすればいいだけよ」
「はぁ…次って言うか帰りたいんだけどなぁ」
「ジーク君?」
ジークがおもわず漏らした言葉に紅葉の動きが止まる。そしてジークのほうを振り返るとじっ
と覗き込むように顔を近づける
「もしかしてジーク君私の事嫌ぁい?」
「いやいやいやいや、嫌いじゃないよぉ!ただ紅葉ちゃんのところ仕事の途中で来たもんだか
らさ、連絡とかしないと給料もでないし悪魔より怖いティアのナイフが飛んでくるんだって」
「ふふ、仕事熱心なのね…」
慌てて首を横に振るジークをくすりと笑うと紅葉はジークの後ろに回りこみその肩を抱く
「お、およ…ど、どうしたの紅葉ちゃん?」
「私のお願い一つ聞いてくれたら開放してあげよっか?」
「ふぇ、ほ、本当?そ、それでお願いってなに?」
首元にかかる紅葉の吐息に顔を赤らめながら答えるジーク、まさにそれが狙いなのか紅葉は囁
くように耳元で言葉を続ける
「私と一日デートして欲しいの」
「でぇ、デートぉぉぉぉぉ!?」
ジークの変に上ずった声が石造りの部屋に思いっきり響き渡った
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プロフィール
HN:
氷桜夕雅
性別:
非公開
職業:
昔は探偵やってました
趣味:
メイド考察
自己紹介:
ひおうゆうが と読むらしい

本名が妙に字画が悪いので字画の良い名前にしようとおもった結果がこのちょっと痛い名前だよ!!

名古屋市在住、どこにでもいるメイドスキー♪
ツクール更新メモ♪
http://xfs.jp/AStCz バージョン0.06
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